- 著者 加藤 文元
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2024年02月28日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 372
- ISBN:
- 9784041141434
数学の世界史
- 著者 加藤 文元
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2024年02月28日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 372
- ISBN:
- 9784041141434
数学は征服と同化を繰り返して深化した――知られざる文明史
発売即、続々重版!
日経新聞夕刊(3/21)で竹内薫氏による書評掲載!
(本書で取り上げられている内容)
・数学は時代や地域による制約を受けず普遍的だ。たとえば今も昔も7は素数だ。しかし昔から「一つの統一された学問」だったわけではない。
・昔の人々にとっての数学は、今の我々にとっての数学とは驚くほど違っていた。
・12709^2+13500^2=18541^2など、紀元前1800年の古代アラビア人は大量のピタゴラスの三つ組を見つけていた。
計算機を持つ私たちにもこの三つ組を求めることはほぼ不可能だ。いったいどうやって?
・数字としてのゼロを発見した古代インド人が使っていた数学とは?
・ギリシャだけに「証明」という手法が生まれた背景を考える。
・各地で発展していた数学は、なぜ西洋数学に集約されたのだろうか。
「数学史は、単に一つの直線的時系列なのではなく、幾重にも重なり絡み合った古代からの文明史なのであり、人類のグローバルヒストリーなのであり、スリルとサスペンスに満ち溢れた興亡史である」(「はじめに」より)
日経新聞夕刊(3/21)で竹内薫氏による書評掲載!
(本書で取り上げられている内容)
・数学は時代や地域による制約を受けず普遍的だ。たとえば今も昔も7は素数だ。しかし昔から「一つの統一された学問」だったわけではない。
・昔の人々にとっての数学は、今の我々にとっての数学とは驚くほど違っていた。
・12709^2+13500^2=18541^2など、紀元前1800年の古代アラビア人は大量のピタゴラスの三つ組を見つけていた。
計算機を持つ私たちにもこの三つ組を求めることはほぼ不可能だ。いったいどうやって?
・数字としてのゼロを発見した古代インド人が使っていた数学とは?
・ギリシャだけに「証明」という手法が生まれた背景を考える。
・各地で発展していた数学は、なぜ西洋数学に集約されたのだろうか。
「数学史は、単に一つの直線的時系列なのではなく、幾重にも重なり絡み合った古代からの文明史なのであり、人類のグローバルヒストリーなのであり、スリルとサスペンスに満ち溢れた興亡史である」(「はじめに」より)
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
(章立て)
第一章 序論
第二章 三平方の定理と古代バビロニア数学
第三章 古代エジプト人の割り算
第四章 記数法の歴史
第五章 古代ギリシャ数学1 論証数学の起源
第六章 古代ギリシャ数学2 論理と現実は一致するか?
第七章 ヘレニズム期の数学1 ユークリッド原論
第八章 ヘレニズム期の数学1 アルキメデスの数学と古代ギリシャ科学の終焉
第九章 中世インドと中国の数学
第十章 中世アラビアの代数学
第十一章 近代西洋数学1 十二世紀ルネサンス
第十二章 近代西洋数学2 微分積分学の発見
第十三章 和算と円周率
第十四章 宇宙の幾何学
第十五章 まとめと現代の数学
第一章 序論
第二章 三平方の定理と古代バビロニア数学
第三章 古代エジプト人の割り算
第四章 記数法の歴史
第五章 古代ギリシャ数学1 論証数学の起源
第六章 古代ギリシャ数学2 論理と現実は一致するか?
第七章 ヘレニズム期の数学1 ユークリッド原論
第八章 ヘレニズム期の数学1 アルキメデスの数学と古代ギリシャ科学の終焉
第九章 中世インドと中国の数学
第十章 中世アラビアの代数学
第十一章 近代西洋数学1 十二世紀ルネサンス
第十二章 近代西洋数学2 微分積分学の発見
第十三章 和算と円周率
第十四章 宇宙の幾何学
第十五章 まとめと現代の数学
「数学の世界史」感想・レビュー
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想像してたよりガチな数学の本でしたが、古来から世界中で考えられた独自の数学的思想が興味深く、歴史的な背景による数学の発展になるほど、と。久しぶりに数学の美しさとロマンに浸れました。こんな講義受けてみた …続きを読む2024年07月07日35人がナイス!しています
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★★★☆☆ タイトルどおり数学の世界史。4大文明を中心にどんな数学がどこで発展したかが語られる。もう少し現代数学の歴史も知りたかったが、そこは最後の章で駆け足で触れられておしまい。ページ数多い割にはさくっと …続きを読む2024年10月06日10人がナイス!しています
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さすがの加藤先生、わかりやすくおもしろく、とても楽しく読んだ。各章の終わりに「まとめ」があるのが親切。しかしやはり現代数学の話は難しい。雰囲気というか、風味を感じた気になるので精一杯。そんな気にさせて …続きを読む2024年06月26日10人がナイス!しています