”最恐”&”最強”、ここに大集結! 究極の作家陣、全編最新作。
あらゆるホラージャンルにおける最高級の恐怖を詰め込んだ、豪華アンソロジーがついに誕生。宮部みゆき×切ない現代ゴーストストーリー、新名智×読者が結末を見つける体験型ファンタジー。芦花公園×河童が与える3つの試練の結末。内藤了×呪われた家、三津田信三の作家怪談、小池真理子の真髄、恐怖が入り混じる幻想譚。全てが本書のために書き下ろされた完全新作! ホラー小説の醍醐味を味わうなら、まずはここから!
あらゆるホラージャンルにおける最高級の恐怖を詰め込んだ、豪華アンソロジーがついに誕生。宮部みゆき×切ない現代ゴーストストーリー、新名智×読者が結末を見つける体験型ファンタジー。芦花公園×河童が与える3つの試練の結末。内藤了×呪われた家、三津田信三の作家怪談、小池真理子の真髄、恐怖が入り混じる幻想譚。全てが本書のために書き下ろされた完全新作! ホラー小説の醍醐味を味わうなら、まずはここから!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
宮部みゆき「あなたを連れてゆく」
新名智「竜狩人に祝福を」
芦花公園「月は空洞地球は平面惑星ニビルのアヌンナキ」
内藤了「函」
三津田信三「湯の中の顔」
小池真理子「オンリー・ユー――かけがえのないあなた」
堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー が含まれている特集
「堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です
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6人の作家によるホラー書き下ろしアンソロジー。宮部みゆきを筆頭にホラーの世界を楽しませてくれる。奇怪な経験の話を語る時には現在進行形ではなく、過去形で語ると真実味が増すものなんだと感じる。宮部さん、主
6人の作家によるホラー書き下ろしアンソロジー。宮部みゆきを筆頭にホラーの世界を楽しませてくれる。奇怪な経験の話を語る時には現在進行形ではなく、過去形で語ると真実味が増すものなんだと感じる。宮部さん、主人公の僕が小学校の時の夏休みの話。叔母さんの別荘に預けられた僕が見聞きした世にも不思議なでもどこか優しいひと夏の経験。内藤了さんのホラーは怖くて気持ち悪い。内藤さんらしいホラーの神髄。この世ならぬ理由のつかない物の怪が登場すればホラーになるが、小池真理子さんの作品はどこか幻想的な部分もあってさすがという感じ。
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三冊連続で出された作品集の中では一番楽しめた気がしました。私がよく読んでいる宮部みゆきさん、三津田信三さん、小池真理子さんの作品が含まれています。ただ宮部さん、小池さんの作品はそんなに恐怖を感じさせる
三冊連続で出された作品集の中では一番楽しめた気がしました。私がよく読んでいる宮部みゆきさん、三津田信三さん、小池真理子さんの作品が含まれています。ただ宮部さん、小池さんの作品はそんなに恐怖を感じさせるものではなくそれ以外の作品に愉しませてくれたものがあります。新名さんの作品は昔懐かしいゲームブックの形式でしたが最後にあっと言わせてくれます。内藤了さんの「函」という作品が一番気味悪く印象深いものでした。三津田さんと芦花さんの作品も楽しめました。
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今1番好きな作家「三津田信三」の名前を見つけると小躍りする(*´∇`*)私であるが(迷惑)他の作家陣も流石である。 こちらも「最恐」は言い過ぎだが面白く読んだ。怖さだけだと「潰える」の方が怖いと思う。「堕ちる
今1番好きな作家「三津田信三」の名前を見つけると小躍りする(*´∇`*)私であるが(迷惑)他の作家陣も流石である。 こちらも「最恐」は言い過ぎだが面白く読んだ。怖さだけだと「潰える」の方が怖いと思う。「堕ちる」はSFっぽかったり幻想的だったり新しい試み的な作品があり、ただただ怖いだけのホラー小説とは違う印象。嫌いではないが好みが分かれそうでもあるのでお気をつけ下さい。読む前に「めちゃくちゃ怖いかも」と思ってしまったので2冊ともさほどでもなかったのが残念な気はする。ホラー耐性がついたのだろうか?
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