記憶の虜囚

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2024年11月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
424
ISBN:
9784041140703

記憶の虜囚

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2024年11月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
424
ISBN:
9784041140703

『ミレニアム』を書き継いだ著者によるシリーズ第二作。北欧ミステリ新境地

14年前、金融界で華々しく活躍しながら、忽然と失踪したクレア。焼死体で見つかり死亡宣告されたはずの彼女が、ある写真に写り込んでいたという。移民街で育った警官ミカエラは、貴族で心理学者のレッケとともに、クレア生存の謎を捜査することに。クレアの勤めていたノルド銀行は、かつて債務不履行で破綻。スウェーデン政府は、ハンガリーの資産運用会社の手を借り、銀行を国有化していた。クレアが失踪前に会った男の正体を突き止めたミカエラ。一方レッケは、男の代理人から接触を受ける。男の名は、ガボール・モロヴィア。世界中の権力者を操る邪悪な男にして、レッケ最大の天敵だった。レッケとミカエラ、二人に過去の因縁が影を落とし、それぞれの家族に破滅的な危機が訪れる――。 14年前、金融界で華々しく活躍しながら、忽然と失踪したクレア。焼死体で見つかり死亡宣告されたはずの彼女が、ある写真に写り込んでいたという。移民街で育った警官ミカエラは、貴族で心理学者のレッケとともに、クレア生存の謎を捜査することに。クレアの勤めていたノルド銀行は、かつて債務不履行で破綻。スウェーデン政府は、ハンガリーの資産運用会社の手を借り、銀行を国有化していた。クレアが失踪前に会った男の正体を突き止めたミカエラ。一方レッケは、男の代理人から接触を受ける。男の名は、ガボール・モロヴィア。世界中の権力者を操る邪悪な男にして、レッケ最大の天敵だった。レッケとミカエラ、二人に過去の因縁が影を落とし、それぞれの家族に破滅的な危機が訪れる――。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「記憶の虜囚」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 〈レッケ&バルガスシリーズ〉2作目。これでバディ?と思える前半、噛み合わない2人。持ち込まれた1枚の写真から推測されるのは14年前に失踪した女性。しかしストーリーはなかなか進展しない。それぞれの私生活や過去 〈レッケ&バルガスシリーズ〉2作目。これでバディ?と思える前半、噛み合わない2人。持ち込まれた1枚の写真から推測されるのは14年前に失踪した女性。しかしストーリーはなかなか進展しない。それぞれの私生活や過去が交互に語られる。「う〜ん」と思った中盤からやっといろいろなピース組み合わさり、2人も活動的になる。それにしてもスケールの大きな話。実在する大物は出てくるし、国家絡みの陰謀も。読み終わってみるとやはり楽しい。解決しないまま次の事件が持ち込まれたようなところで終わったので、次作を待ちたい。 …続きを読む
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