第23回角川ルビー小説大賞 奨励賞受賞作家のデビュー作!
猫の種族であるケットシーのユオラは、ゴルトヴァルデ家の子息・イグナートに思いを寄せていた。だが使用人としてでも側にいたいと願うユオラに、イグナートは貴族の子息・ヴーレンと婚約したことを告げる。森に縛られ、「生贄」と呼ばれてきたユオラは、イグナートの政略結婚によって役目を終えた。すべてはユオラを自由にするためであったが、ユオラはイグナートが婚約者を愛していると誤解する。そんな中、ヴーレンに呼び出され、自身の出生の秘密について詰問され…?
猫の種族であるケットシーのユオラは、ゴルトヴァルデ家の子息・イグナートに思いを寄せていた。だが使用人としてでも側にいたいと願うユオラに、イグナートは貴族の子息・ヴーレンと婚約したことを告げる。森に縛られ、「生贄」と呼ばれてきたユオラは、イグナートの政略結婚によって役目を終えた。すべてはユオラを自由にするためであったが、ユオラはイグナートが婚約者を愛していると誤解する。そんな中、ヴーレンに呼び出され、自身の出生の秘密について詰問され…?
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。