- 著者 後藤 秀機
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2023年09月22日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 416
- ISBN:
- 9784044007805
天才と異才の日本科学史
- 著者 後藤 秀機
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2023年09月22日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 416
- ISBN:
- 9784044007805
開国からノーベル賞まで。150年の科学者群像!
科学の歴史を突き動かしたのは研究者たちの情熱と苦悩だった。脱亜入欧を唱え物理学の可能性を見出した福沢諭吉、戦争と国境を越え量子力学に挑んだ仁科芳雄、内向的だった幼少期を経てノーベル賞に輝いた湯川秀樹、ライバルと切磋琢磨し新理論を確立した朝永振一郎、時代を先取った研究で予言者と評された南部陽一郎。幕末、開国から、日本人初のノーベル賞、夢の原子力、原発事故まで。群像劇として150年を描ききる近現代科学史。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
第1部 日本科学の夜明け/第2部 戦争と科学者/第3部 負けて輝く/第4部 医者対科学者/第5部 日本人とノーベル賞/終 ノーベル賞の先へ―――フクシマを超えて
「天才と異才の日本科学史」感想・レビュー
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著者を存じ上げていなかったが、経歴(神経生理学者・医博、早大応用物理卒・東工大院原子核工学修了)を見て、はて?どこで医学を修められたのかな?と思ったのでした。そこがミソで湯川秀樹の見解に影響されて東工 …続きを読む2023年11月08日84人がナイス!しています
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著者ご本人の経験がたっぷり詰まった近代科学史としてとても貴重な本だった。これは凄いと興奮。日本科学史とあるが海外の話もたっぷりとあり当時の世界の科学分野の状況が目に見える。で裏話が特に面白い。自身は …続きを読む2024年01月30日2人がナイス!しています
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科学史というタイトルだが、内容は科学者のエピソードであり科学の発展の歴史に関するものではない。 本書で語られているエピソードはいずれも興味深く、科学者の人となりがよくわかる。文章も読みやすい。2023年10月23日1人がナイス!しています