- 著者 サンキュータツオ
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2023年08月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784044007782
これやこの サンキュータツオ随筆集
- 著者 サンキュータツオ
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2023年08月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784044007782
「記憶を語り継ぐことだけが、師匠たちを死なせない唯一の方法だ――」
学者で漫才師(米粒写経)のサンキュータツオによる、初めての随筆集。著者本人の人生をたどり、幼少時から今までの「別れ」をテーマに綴った傑作選。キュレーションを務める「渋谷らくご」でお世話になった喜多八、左談次の闘病と最期、小学生の頃に亡くなった父との思い出、そして京都アニメーションの事件で生きる気力を失ったサンキュータツオ自身の絶望と再生……。自分の心の奥に深く踏み込み、向き合い、そのときどう感じたのか、今何を思うのかを率直に描き出す。これまで「学問×エンタメ」を書いてきた著者の新境地!
【内容例】
「これやこの」…渋谷らくごを引っ張ってくれた喜多八、左談次二人の師匠
「幕を上げる背中」…米粒写経として駆け出しの頃を支えたライブスタッフ
「黒い店」…上野御徒町の古本屋「上野文庫」の店主と大学生だった自分
「バラバラ」…「早稲田文学」で出会った作家・向井豊昭さん
「時計の針」…大人になった今思い出す、中学校教師の話
「明治の男と大正の女」…祖父母にしかわからない二人の話
「空を見ていた」…仲良しだったいとこが残した一枚の写真
「鈍色の夏」…2019年夏、生きる気力を失った自分を助けてくれたもの ほか
【内容例】
「これやこの」…渋谷らくごを引っ張ってくれた喜多八、左談次二人の師匠
「幕を上げる背中」…米粒写経として駆け出しの頃を支えたライブスタッフ
「黒い店」…上野御徒町の古本屋「上野文庫」の店主と大学生だった自分
「バラバラ」…「早稲田文学」で出会った作家・向井豊昭さん
「時計の針」…大人になった今思い出す、中学校教師の話
「明治の男と大正の女」…祖父母にしかわからない二人の話
「空を見ていた」…仲良しだったいとこが残した一枚の写真
「鈍色の夏」…2019年夏、生きる気力を失った自分を助けてくれたもの ほか
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「これやこの サンキュータツオ随筆集」感想・レビュー
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米粒写経さんのファンであることをぬきにしても個人的には今年ナンバーワンブックである。表題作は落語家2人についてのエッセイだが、知らない人が読んでも胸に来るものがあるのではないだろうか。少なくとも私はそ …続きを読む2023年11月06日11人がナイス!しています
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父を亡くして間もないこともあり、読むのは先延ばしにしようかと思っていたのに読み始めたら止まらなくなってしまった。肉親との別れだけではない。誰かの死に打ちのめされその人との時間を思い悼みながら、自分は自 …続きを読む2023年11月08日8人がナイス!しています
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こんな濃密な人間関係が築けていることが羨ましい。2023年12月29日5人がナイス!しています