自閉症が30歳の僕に教えてくれたこと

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年08月10日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
168
ISBN:
9784044007744

自閉症が30歳の僕に教えてくれたこと

  • 著者 東田 直樹
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年08月10日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
168
ISBN:
9784044007744

みんな、どこで、どんな風に生きていますか?

「自閉症というのは一般の人には遠い存在なのだと思うことがあります。
世の中には自閉症者に会ったことがないという人もいます。
その人の周りには自閉症者がいないか、いても気づかないのです。
たくさんの自閉症者が社会の中で生きているはずなのに。
自閉症のみんな、どこでどんな風に生きていますか?」
大人になってあらためて気づいた、障害についてのこと、日々の生活で感じること、明日を明るく生きるために願うこと。

【目次】

はじめに 
君に贈る言葉 ~自閉症の子どもたちへ~

〇第1章 自閉症の不思議
 コントロールできない言葉/独特の感覚/日常生活のなかで
 ESSAY 呼ばれても振り向かない

〇第2章 わかってもらえたらいいなと思う心の中
 脳の混乱/習慣とこだわり/言いたくても言えない気持ち
 ESSAY 僕にとっては簡単ではない行動

〇第3章 障害と向き合うために
 支援してくれる人たちに考えてほしいこと/大好きな親でいてほしい/わかってもらいたいこと
 ESSAY 人の顔が覚えられない

〇第4章 自分と向き合う
 自分を励ましながら/強くなりたい
 ESSAY 自分を好きになるには

〇第5章 心を解き放つ
 人について思うこと/自由と希望/自然とともに
 ESSAY 自閉症者の感性

おわりに
誰かのために
「自閉症というのは一般の人には遠い存在なのだと思うことがあります。
世の中には自閉症者に会ったことがないという人もいます。
その人の周りには自閉症者がいないか、いても気づかないのです。
たくさんの自閉症者が社会の中で生きているはずなのに。
自閉症のみんな、どこでどんな風に生きていますか?」
大人になってあらためて気づいた、障害についてのこと、日々の生活で感じること、明日を明るく生きるために願うこと。

【目次】

はじめに 
君に贈る言葉 ~自閉症の子どもたちへ~

〇第1章 自閉症の不思議
 コントロールできない言葉/独特の感覚/日常生活のなかで
 ESSAY 呼ばれても振り向かない

〇第2章 わかってもらえたらいいなと思う心の中
 脳の混乱/習慣とこだわり/言いたくても言えない気持ち
 ESSAY 僕にとっては簡単ではない行動

〇第3章 障害と向き合うために
 支援してくれる人たちに考えてほしいこと/大好きな親でいてほしい/わかってもらいたいこと
 ESSAY 人の顔が覚えられない

〇第4章 自分と向き合う
 自分を励ましながら/強くなりたい
 ESSAY 自分を好きになるには

〇第5章 心を解き放つ
 人について思うこと/自由と希望/自然とともに
 ESSAY 自閉症者の感性

おわりに
誰かのために

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「自閉症が30歳の僕に教えてくれたこと」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 一つのタイトルに数行の文で読みやすい。東田さんは視野が広く感性が柔らかい。自分が日頃の生活で忘れていることをすっと言葉にしている。凝り固まった頭がクリアになるようで心地良かった。驚く部分は意外と少なく 一つのタイトルに数行の文で読みやすい。東田さんは視野が広く感性が柔らかい。自分が日頃の生活で忘れていることをすっと言葉にしている。凝り固まった頭がクリアになるようで心地良かった。驚く部分は意外と少なく、「同じ!」と共感したり「それでいいんだ」と肯定してくれたりする。家族のことは多く書かれてはいないが、「ただいま、おかえり」のお父さんとの何気ないやりとりに愛があふれている。先日読んだ「永遠と横道世之介」にも自閉症の人にどう接するかという文章が出てきて興味深かった。エッセイも程良い長さで楽しい。 …続きを読む
    konoha
    2023年09月23日
    52人がナイス!しています
  • 世界が人も物も動植物もほぼ等価である世界に生きているのだろうか? 自分に呼びかける声も音でしかない。風とともに走る。チラシの文字に引きつけられる。しっかりと言語化されているのがすごい。並走する電車の中 世界が人も物も動植物もほぼ等価である世界に生きているのだろうか? 自分に呼びかける声も音でしかない。風とともに走る。チラシの文字に引きつけられる。しっかりと言語化されているのがすごい。並走する電車の中や電車から見える人の暮らしにふと惹きつけられるのは、私も同じでちょっとうれしかった。 …続きを読む
    Hiroh
    2023年12月08日
    25人がナイス!しています
  • 東田さん著書読了、いつのまにか8冊目。本作は日々のつぶやきと詩の構成、SNS投稿を編集したものとのこと、今までの著書より、さらにご自分の自閉症の特性・感受性・日々の思いを客観的に描いているとともに、30 東田さん著書読了、いつのまにか8冊目。本作は日々のつぶやきと詩の構成、SNS投稿を編集したものとのこと、今までの著書より、さらにご自分の自閉症の特性・感受性・日々の思いを客観的に描いているとともに、30歳になられた東田さんの「生をうけ生きること」「人生とは」といった哲学的な語りも多い。 毎作読了するたびに、日々接しているあの方も、言葉にはできないけれどこんな風に感じているのかもしれない、分かろうと努力しなくてはと背筋が伸びる。 …続きを読む
    Natsuko
    2024年09月23日
    19人がナイス!しています

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