境界の扉 日本カシドリの秘密

境界の扉 日本カシドリの秘密

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2024年06月13日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
432
ISBN:
9784041139264
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境界の扉 日本カシドリの秘密

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2024年06月13日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
432
ISBN:
9784041139264

エラリー・クイーン国名シリーズ〈プラス〉最終巻、57年ぶり新訳で登場!

エラリー・クイーン国名シリーズ〈プラス〉最終巻は、ニューヨーク中心部にある日本風邸宅が舞台。本作が執筆された1930年代ニューヨークでのジャポニズム・ブームが香る、エラリー唯一無二の傑作ミステリー!
【角川文庫エラリー・クイーン国名シリーズ】
(1)ローマ帽子の秘密 (2)フランス白粉の秘密 (3)オランダ靴の秘密 (4)ギリシャ棺の秘密 (5)エジプト十字架の秘密 (6)アメリカ銃の秘密 (7)シャム双子の秘密 (8)チャイナ密柑の蜜密 (9)スペイン岬の秘密 
【国名シリーズ〈プラス〉】(10)中途の家 (11)境界の扉―日本カシドリの秘密
エラリー・クイーン国名シリーズ〈プラス〉最終巻は、ニューヨーク中心部にある日本風邸宅が舞台。本作が執筆された1930年代ニューヨークでのジャポニズム・ブームが香る、エラリー唯一無二の傑作ミステリー!
【角川文庫エラリー・クイーン国名シリーズ】
(1)ローマ帽子の秘密 (2)フランス白粉の秘密 (3)オランダ靴の秘密 (4)ギリシャ棺の秘密 (5)エジプト十字架の秘密 (6)アメリカ銃の秘密 (7)シャム双子の秘密 (8)チャイナ密柑の蜜密 (9)スペイン岬の秘密 
【国名シリーズ〈プラス〉】(10)中途の家 (11)境界の扉―日本カシドリの秘密

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

【あらすじ】日本育ちの人気女流作家カレン・リースが、ニューヨーク中心部にある日本風邸宅で死体となって見つかった。カレンは、癌研究の第一人者ジョン・マクルーア博士と婚約中で、幸福の絶頂にあると思われていた。唯一犯行が可能だったのは、マクルーア博士の20歳の娘エヴァ。だが、エヴァは無実を主張する。私立探偵でミステリー作家のエラリー・クイーンは、父親であるNY市警のクイーン警視と対立しながら、事件の謎に挑む。次第に明らかになっていく、カレンの過去、姉との確執、そしてエヴァの出生の秘密……。エラリーは大胆な調査と推理で、ついに密室殺人の謎と意外な〈真犯人〉を突きとめる!

「境界の扉 日本カシドリの秘密」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ぜひ新訳で出してほしいと思っていたクイーン作品。事件の中身自体は、他作品でも散々繰り返されてきたテーマの変奏曲といえるもので、密室物としても、そこに期待してしまうとガッカリするオチが待っている。しかし ぜひ新訳で出してほしいと思っていたクイーン作品。事件の中身自体は、他作品でも散々繰り返されてきたテーマの変奏曲といえるもので、密室物としても、そこに期待してしまうとガッカリするオチが待っている。しかし人間ドラマがなかなかに面白く、被害者の本性が明らかになる中盤辺りから弛みなく読める。ずっと昔に読んだ過去訳とはかなり印象が変わって若々しい文体になっていた。と思う。しかしこうしてあらためて見ると、クイーンはこの手の真相を持ってくるのが本当に好きで、かなり執拗に追及していたんだなと再認識した。 …続きを読む
    W-G
    2024年08月05日
    324人がナイス!しています
  • 著名な研究者である博士の婚約者カレンが何者かに殺された。容疑者は自身の娘エヴァしか考えられない。犯人とその方法、そして最後で明らかになる本当の黒幕。結末に驚いたし楽しめたけど、事件そのものは少し小粒な 著名な研究者である博士の婚約者カレンが何者かに殺された。容疑者は自身の娘エヴァしか考えられない。犯人とその方法、そして最後で明らかになる本当の黒幕。結末に驚いたし楽しめたけど、事件そのものは少し小粒なものになるのかもしれない。誰もが犯人と疑わないエヴァを心から信じ支え続けた私立探偵のテリーと、下町育ちで粗暴な彼に次第に惹かれていくエヴァ、この二人の初々しい恋愛模様がとても良かった~!タイトルが気になって購入した本だけど、思いがけず良い出会いとなりました。 …続きを読む
    aoringo
    2024年09月02日
    81人がナイス!しています
  • アメリカの本格ミステリ作家のひとりである、エラリー・クイーンの長編のひとつである。俺は高校時代に創元推理文庫で1回だけ読んでいたが、まったく覚えていない。日本育ちの女流作家カレンが、ニューヨーク中心部 アメリカの本格ミステリ作家のひとりである、エラリー・クイーンの長編のひとつである。俺は高校時代に創元推理文庫で1回だけ読んでいたが、まったく覚えていない。日本育ちの女流作家カレンが、ニューヨーク中心部の邸宅で殺された。カレンは癌研究の第一人者マクルーア博士と婚約中で幸福の絶頂にいるはずだった。唯一反抗が可能だったのは、博士の20歳の娘エヴァ。だがエヴァは無実を主張し、事件は第一次大戦前の日本での出来事へとつながっていく……という話である。うーん、ちょっと俺的には普通としか言えないかな、ウン。(→) …続きを読む
    本木英朗
    2024年09月24日
    15人がナイス!しています

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