- 著 ヘミングウェイ
- 訳 越前 敏弥
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2024年01月23日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 160
- ISBN:
- 9784041139257
老人と海
- 著 ヘミングウェイ
- 訳 越前 敏弥
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2024年01月23日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 160
- ISBN:
- 9784041139257
かつて読んだ人も、初めて読む人も。いま、歴史的名作を「新解釈」で!
老漁師サンティアーゴには、もう84日間も釣果がなかった。幼い頃から老人の見習いをしていたマノーリンは、一人前の漁師となったいまも老人を慕い、生活を気づかう。老人はそんなマノーリンをたのもしく思いながら、まだ自身のプライドも捨ててはいなかった。
翌朝、ひとりで漁に出た老人の釣縄に、巨大なカジキがかかる。そこから、老人とカジキの命を賭けた闘いが始まった。不眠不休の極限を超える死闘のなかで、老人は次第にカジキへの畏敬の念と、強い絆を感じるようになっていく。やがて運命の瞬間が訪れ、満身創痍となった老人に、しかし海は、さらなる試練を課すのだった――。
簡潔な文体と研ぎ澄まされた表現で、大いなる自然と自らの人生に対峙する男の姿を力強く描きだす、ヘミングウェイの最高傑作。
翌朝、ひとりで漁に出た老人の釣縄に、巨大なカジキがかかる。そこから、老人とカジキの命を賭けた闘いが始まった。不眠不休の極限を超える死闘のなかで、老人は次第にカジキへの畏敬の念と、強い絆を感じるようになっていく。やがて運命の瞬間が訪れ、満身創痍となった老人に、しかし海は、さらなる試練を課すのだった――。
簡潔な文体と研ぎ澄まされた表現で、大いなる自然と自らの人生に対峙する男の姿を力強く描きだす、ヘミングウェイの最高傑作。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
【老人の“相棒”マノーリンは、少年ではなく「若者」だった!】
1952年9月の発表直後から世界中で大評判となった同作。日本ではこれまで、老人の“相棒”マノーリンは10歳ほどの「少年」と訳されてきた。しかし近年、少年は20歳を過ぎた「青年」ではないかとする解釈が提起されるようになった。
今回、翻訳家・越前敏弥氏は、これを18~19歳の「若者」とする独自の解釈で、まったく新しい作品の風景を切り開いている。
1952年9月の発表直後から世界中で大評判となった同作。日本ではこれまで、老人の“相棒”マノーリンは10歳ほどの「少年」と訳されてきた。しかし近年、少年は20歳を過ぎた「青年」ではないかとする解釈が提起されるようになった。
今回、翻訳家・越前敏弥氏は、これを18~19歳の「若者」とする独自の解釈で、まったく新しい作品の風景を切り開いている。
「老人と海」感想・レビュー
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越前敏弥さんによる新解釈版。少年と若者でだいぶ印象が変わりますね。昔々に読んだきりだったけど、こうやってまた読める機会が得れたのも良かったです。今度ある越前さんの講演会も楽しみです。2024年02月16日34人がナイス!しています
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老人(サンティアーゴ)と若者(マノーリン)の交流、そして老人の、自分の存在をかけた海上での格闘の話。すごい夢中になって読んだ、というよりは読んだ後にじわじわと染み渡っていくような印象というべきか…。「 …続きを読む2024年03月03日10人がナイス!しています