ないものねだりの君に光の花束を

ないものねだりの君に光の花束を

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年11月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784041138731
label

ないものねだりの君に光の花束を

  • 著者 汐見 夏衛
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年11月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784041138731

君だけが、本当の私を見てくれた――。心揺さぶる、青春純愛物語。

全てにおいて平凡で自分を〈永遠の脇役〉だと思っている高校生・影子。
同じクラスの真昼は普段は世間を賑わすアイドルで、勉強や性格も完璧な人気者だ。

そこにいるだけで目立つ彼はまさに〈永遠の主人公〉。

生きる世界の違う真昼に引け目を感じ距離をとりたい影子だったが、
一緒に図書委員を務めることになったのをきっかけに、
誰も知らない彼の陰の一面を知ることになる――。
心揺さぶる結末に涙が止まらない、青春純愛物語。


文庫版限定! アフターストーリー<掌編 尊い愛>を収録。


◇◇◇著者からのメッセージ◇◇◇

人はないものねだりをしてしまう生き物。
でも、自分のてのひらを見つめてみたら、当たり前すぎて
気づかなかった宝物が見つかるかもしれません。
そんな思いをこめて書いたお話です。
この物語がだれかにとって、光にはなれなくても、
よりそうぬくもりになれたら幸いです。

汐見夏衛




全てにおいて平凡で自分を〈永遠の脇役〉だと思っている高校生・影子。
同じクラスの真昼は普段は世間を賑わすアイドルで、勉強や性格も完璧な人気者だ。

そこにいるだけで目立つ彼はまさに〈永遠の主人公〉。

生きる世界の違う真昼に引け目を感じ距離をとりたい影子だったが、
一緒に図書委員を務めることになったのをきっかけに、
誰も知らない彼の陰の一面を知ることになる――。
心揺さぶる結末に涙が止まらない、青春純愛物語。


文庫版限定! アフターストーリー<掌編 尊い愛>を収録。


◇◇◇著者からのメッセージ◇◇◇

人はないものねだりをしてしまう生き物。
でも、自分のてのひらを見つめてみたら、当たり前すぎて
気づかなかった宝物が見つかるかもしれません。
そんな思いをこめて書いたお話です。
この物語がだれかにとって、光にはなれなくても、
よりそうぬくもりになれたら幸いです。

汐見夏衛




※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ないものねだりの君に光の花束を」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 全てにおいて平凡で没個性が悩みの高校生・影子。彼女が同じクラスの芸能人・鈴木真昼の隣の席になって、その意外な一面を知ってゆく青春小説。普段は世間を賑わすアイドルで、勉強や性格も完璧な人気者で永遠の主人 全てにおいて平凡で没個性が悩みの高校生・影子。彼女が同じクラスの芸能人・鈴木真昼の隣の席になって、その意外な一面を知ってゆく青春小説。普段は世間を賑わすアイドルで、勉強や性格も完璧な人気者で永遠の主人公キャラの真昼と一緒に図書委員をすることになった影子。引け目を感じていた二人の関係が少しずつ変わってゆく中、突然のスクープによって激変してゆく周囲の反応や、SNSでの無責任な発言に翻弄される展開はなかなか厳しかったですが、それでも変わらなかった影子の献身と真昼の頑張りがもたらした結末はなかなか良かったですね。 …続きを読む
    よっち
    2023年11月24日
    31人がナイス!しています
  • 今年のカドブンに新出の著者。ラノベ的表紙とタイトルだが、児童虐待と誹謗中傷という大きなテーマが柱となっており、若い人には身近な問題として考えさせられるきっかけになる。光り輝く日々を送っているように見え 今年のカドブンに新出の著者。ラノベ的表紙とタイトルだが、児童虐待と誹謗中傷という大きなテーマが柱となっており、若い人には身近な問題として考えさせられるきっかけになる。光り輝く日々を送っているように見える「真昼」と、両親の愛情をたっぷり受けて育った「影子」、ないものねだりは人間誰もが持ち合わせている。幸せは自分が見つけ出すもので、それは人が決めるものではなくて、自分が決めるものなのだ。主人公二人の対比が明確なだけに、大人も初心に返って考えさせられた。読後感は爽やかで気持ちがや良い! …続きを読む
    キキ☆新潮部
    2024年09月07日
    13人がナイス!しています
  • 以前、この本は単行本でも読んだことがあったが今回こうして文庫本という形で再会できた。単行本が書かれた直後にコロナ禍による芸能人の自殺がおこった。そのニュースを見た時に単行本のほうを読み返したが、やはり 以前、この本は単行本でも読んだことがあったが今回こうして文庫本という形で再会できた。単行本が書かれた直後にコロナ禍による芸能人の自殺がおこった。そのニュースを見た時に単行本のほうを読み返したが、やはりこの種の誹謗中傷って何の罪もない人がおこなっているのだなと思うとぞっとした。今回文庫本が出版された年もまた、芸能人による自殺がおこってしまった。このようなことから、中高生だけでなく大人から子供まで今の時代スマホを使うようになぅて来ている。そして、この作家の本は全世代に読んでほしい本である。 …続きを読む
    アリス
    2023年12月31日
    12人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品