ゆうれい談

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年07月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784041137796
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ゆうれい談

  • 著者 山岸 凉子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年07月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784041137796

全部、本当にあった怖くて摩訶不思議な話。

漫画家にとって最大の敵は睡魔。山岸プロでの眠気ざましの話題は“ゆうれい談”。萩尾望都、大島弓子など著名漫画家たちの不思議体験談を始め、アシスタントさんが経験した怪異譚、著者が旅先や自宅で遭遇したほんとうにあった怖い話や魔訶不思議な話を満載。怖いけれど怪異を蒐集せずにはいられない著者のゆうれい談。表題作ほか、「読者からのゆうれい談」「蓮の糸」「ゆうれいタクシー」「タイムスリップ」 の5作を収録。解説:小野不由美 漫画家にとって最大の敵は睡魔。山岸プロでの眠気ざましの話題は“ゆうれい談”。萩尾望都、大島弓子など著名漫画家たちの不思議体験談を始め、アシスタントさんが経験した怪異譚、著者が旅先や自宅で遭遇したほんとうにあった怖い話や魔訶不思議な話を満載。怖いけれど怪異を蒐集せずにはいられない著者のゆうれい談。表題作ほか、「読者からのゆうれい談」「蓮の糸」「ゆうれいタクシー」「タイムスリップ」 の5作を収録。解説:小野不由美

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

ゆうれい談
読者からのゆうれい談
蓮の糸
ゆうれいタクシー
タイムスリップ
解説 小野不由美

「ゆうれい談」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 怖いというよりどこか懐かしい怪談集。現在主流の実話怪談は技巧を凝らしたものが主流であるが、本書のものは時代もあるんだろうけど、ダイレクトに幽霊が出現し、奇妙な体験も時を越える等極めてストレート。といっ 怖いというよりどこか懐かしい怪談集。現在主流の実話怪談は技巧を凝らしたものが主流であるが、本書のものは時代もあるんだろうけど、ダイレクトに幽霊が出現し、奇妙な体験も時を越える等極めてストレート。といって怖くないわけではなく、作中の幽霊、特に顔に手ぬぐいを巻いていたという描写にはぞっとさせられる。炭取りが回るってこんな感じなのかなあ。読者の投稿を元にした作品もストレートながらとても楽しそうで、現在の実話怪談が失ってしまった何かがありそうな気がするな。絵柄もコミカルながら美しくもあり、著者の力を感じました。 …続きを読む
    HANA
    2023年08月08日
    85人がナイス!しています
  • 昭和四十八年に掲載されて十年、二十年後と切りの良い間隔で読者に届けられた実話怪談だ。漫画家の立場から聞き取りや自らの体験談を作品に描き起こしそれが呼び水となって読者の体験談を引き寄せる。昨今の実話怪談 昭和四十八年に掲載されて十年、二十年後と切りの良い間隔で読者に届けられた実話怪談だ。漫画家の立場から聞き取りや自らの体験談を作品に描き起こしそれが呼び水となって読者の体験談を引き寄せる。昨今の実話怪談本のようにこれでもかこれでもかと押し付ける様な乱発がないのが真実味を帯びて感じられる。最初の方の作品はリアルタイムで読んだ記憶がある。実話怪談は霊に肯定的かどうかではなく、ましてや怖がらせようとするのは論外で怪異が如何にありのままに描かれているかが重要だと思っている。当時も現在も怪異に触れた思いのする作品だ。 …続きを読む
    sin
    2023年07月23日
    72人がナイス!しています
  • 山岸凉子! 何故かこの頃の少女漫画家にはこういうエピソードが多かった。 相変わらず私はこういう話を信じてはおらず 個人の認知の問題であろうと思っているのだが、それでもこの訳のわからなさと不条理さが怖いと 山岸凉子! 何故かこの頃の少女漫画家にはこういうエピソードが多かった。 相変わらず私はこういう話を信じてはおらず 個人の認知の問題であろうと思っているのだが、それでもこの訳のわからなさと不条理さが怖いと感じる。 なんと言っても本当は生きてる人間の方が怖いんだけどねえ。 …続きを読む
    shikashika555
    2024年01月06日
    44人がナイス!しています

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