- 著者 芝村 凉也
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2023年10月24日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 432
- ISBN:
- 9784041137680
風燃ゆる
- 著者 芝村 凉也
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2023年10月24日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 432
- ISBN:
- 9784041137680
領主の側室奪還に、8人の曲者たちが挑む。著者渾身の書き下ろし時代長篇
争乱の続く時代、小館の領主・佐双顕猛の砦が風嶽党に襲われ、側室のお蓮の方が攫われた。顕猛は、この不始末に対し、正室の子である壬四郎に、側室奪還を命じる。無理難題を押しつけられ、孤立無援の壬四郎に助け船を出したのは、客将の福坂幹是軒だった。だが、供をするのは、襲撃時役立たずだった足軽頭のみ。領主の思惑が見えぬなか、幹是軒は、奪還へ向けて仲間を集めはじめるが――。痛快無比の書き下ろし長篇時代小説。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
目 次
第一部 佐双領小館
一、福坂幹是軒
二、壬四郎勝元
三、小此木参右衛門
四、袋井茂造
五、小此木与左衛門
六、武庫川無二斎
間ノ章
第二部 風嶺山塊
七、山入り
八、杉山唱専坊
九、杣 家
十、山中行
十一、狩 倉
十二、物見の塞
十三、対 陣
十四、換 将
十五、乱 戦
十六、やがみの小才次
十七、足軽甚助
十八、奥の里
十九、暗 夜
二十、鮮 紅
二十一、帰 結
終 章
あとがき
「風燃ゆる」感想・レビュー
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古臭い小説を読んでいるようで長編ではあったが面白かった。 最後は、なんか拍子抜けした結末であった。 今のシリーズ物とは違った面白さがあった。 この作者にしては、珍しく理屈っぽくはなかった。2024年05月01日7人がナイス!しています
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いろいろなキャラクターが登場するも、ラストは、あっさりして、少々物足りない感あり。2023年12月02日2人がナイス!しています