こはる日記

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年05月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
160
ISBN:
9784041137543
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こはる日記

  • 著者 益田 ミリ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年05月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
160
ISBN:
9784041137543

10代をくぐり抜けてきた、すべての人に贈るコミック

わたし、大人になってしまったら、なにを忘れてしまうんだろう――。日常の些細な瞬間や気持ちを覚えておきたくて、15歳のこはるは日記をつけることにした。恋する気持ち、友達との関係、家族との時間……。一見ありふれた毎日のなかで、こはるの心は痛みも喜びも経験しながらゆれ動き、思春期という時間のかけがえのなさを噛み締める。少女の繊細な心を丁寧に切り取る、10代をくぐり抜けてきたすべての人に贈るコミック。 わたし、大人になってしまったら、なにを忘れてしまうんだろう――。日常の些細な瞬間や気持ちを覚えておきたくて、15歳のこはるは日記をつけることにした。恋する気持ち、友達との関係、家族との時間……。一見ありふれた毎日のなかで、こはるの心は痛みも喜びも経験しながらゆれ動き、思春期という時間のかけがえのなさを噛み締める。少女の繊細な心を丁寧に切り取る、10代をくぐり抜けてきたすべての人に贈るコミック。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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こはる日記

「こはる日記」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 中学生から二十歳前日までのこはるちゃんのつぶやきと頭の中。「空気読む」のが当たり前になったのはいつ頃だったのか。半世紀前の中学生はもっとおおらかで辛辣で子どもで大人だったなぁ。父が入ったお風呂がイヤな 中学生から二十歳前日までのこはるちゃんのつぶやきと頭の中。「空気読む」のが当たり前になったのはいつ頃だったのか。半世紀前の中学生はもっとおおらかで辛辣で子どもで大人だったなぁ。父が入ったお風呂がイヤなんて思いもしなかったし、イライラしていただろうけれどその自覚がなく、新しいもの(例えば洋楽やラジオの深夜放送)に興味があった。あの先輩がカッコいいとか、誰々ちゃんはあの子が好きとか、それは同じで女子の日常茶飯事。二十歳になるこはるちゃんが世の中の役に立ちたいと髪を切りそれを内緒にする気持ち、いいね! …続きを読む
    chimako
    2023年06月28日
    73人がナイス!しています
  • 分かる、ホント分かる。あの頃はあの狭い狭い世界が全てだったし、みんなと同じでいることが正しかったから。大人になってみると、大したことじゃなかったって思えるんだけど。時々、チクッとしながら読み終えた。色 分かる、ホント分かる。あの頃はあの狭い狭い世界が全てだったし、みんなと同じでいることが正しかったから。大人になってみると、大したことじゃなかったって思えるんだけど。時々、チクッとしながら読み終えた。色んな気持ちを思い出させてくれたミリさんすごい!! …続きを読む
    りぃぃ
    2024年02月10日
    37人がナイス!しています
  • 中学生、高校生で感じたことに共感できるコミックエッセイ。こはるの日常に潜むちょっとイヤな気持ちになることや自己嫌悪がわかりすぎる。たいして好きじゃなくてもまわりにあわせ、ハブかれないようになんとか取り 中学生、高校生で感じたことに共感できるコミックエッセイ。こはるの日常に潜むちょっとイヤな気持ちになることや自己嫌悪がわかりすぎる。たいして好きじゃなくてもまわりにあわせ、ハブかれないようになんとか取り繕っていたあの気持ち。そこまで行きたくないけど、行かないとその場にいない人の話から悪口になったら最悪だ。その予防のために参加する。大人に近い思春期特有の大人になるワクワク感。中高の6年間は特別そのもので宝物になる。年をとってわかるこはるのお母さんの気持ち。確かに家族の心配ばかりしているなぁ(笑) …続きを読む
    煮豆
    2024年02月03日
    28人がナイス!しています

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