• 母が姑となって息子の彼女を追い払いました、って書くとある意味生々しいな。 しかも母ちゃん息子と種族存続のためとはいえ、近親しそうやし。メスのほうが強く狩りをする龍の生態は母系社会というより主人公の束縛 母が姑となって息子の彼女を追い払いました、って書くとある意味生々しいな。 しかも母ちゃん息子と種族存続のためとはいえ、近親しそうやし。メスのほうが強く狩りをする龍の生態は母系社会というより主人公の束縛のための設定だろう。強くて優しくてどこか抜けてる彼女。妻と夫・母と息子・姉と弟に変貌する関係を続けたいこの少年の甘くて、気色悪くて、共感できる男の気持ちのための設定だろう。 てか龍の姿でも押し倒されてる男の子書き込みが凄い。作者の絵の癖が出てる。凄い作品だ。 …続きを読む
  のれん

  2023年09月18日
  12人がナイス！しています
• 水辺に気をつけなよ。生き物の世界に卑怯なんて言葉は無いんだ。生き物たちが自分たちの価値基準で弱肉強食を摂理している様を描いている、と読むことで、コトワリから外れた「まだ喰べない」の異質さが際立つ。ああ 水辺に気をつけなよ。生き物の世界に卑怯なんて言葉は無いんだ。生き物たちが自分たちの価値基準で弱肉強食を摂理している様を描いている、と読むことで、コトワリから外れた「まだ喰べない」の異質さが際立つ。ああ、ワニくん、当然のことをしただけなので悪役と言うのとは少し違うのである。こうして血肉となったわけであるし、一緒になったようなもんである。すごく嫌、を真摯に描いてくる事で、嫌なんだけど凄く良い、不愉快さもまた気色の悪い毒で、悪酔いしそうになる。そしてコトワリは、生き物のルール、本能と意志の狭間に横たわる。 …続きを読む
  歩月るな

  2024年12月10日
  6人がナイス！しています
• この作品はとてつもなく愛おしいものに触れたように涙が溢れて読むのに時間がかかる…。 生きる生命の長さが違いながら傍に居ることを選ぶ。 だってひとりは寂しいもの。 …種の存続やらの前に温もりを分け与え、己の この作品はとてつもなく愛おしいものに触れたように涙が溢れて読むのに時間がかかる…。 生きる生命の長さが違いながら傍に居ることを選ぶ。 だってひとりは寂しいもの。 …種の存続やらの前に温もりを分け与え、己の寂しさを紛らわせるために傍にいたいと思う相棒に巡り会える。 またその相棒もそんな相手を慈しみ寄り添おうとする姿に羨ましさを感じざるを得ない。 それはなんと素敵なことか と。 至高で理想の愛の物語 …続きを読む
  aria

  2024年03月11日
  3人がナイス！しています

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