• ますますこのディストピアに心惹かれていく。２巻は図書館から。死に果てた街でドアをノックする音・・・から始まる貸出書籍の回収業務。今は亡き館長の“本”を愛する者にはたまらない(耐えられない？)エピソード。イ ますますこのディストピアに心惹かれていく。２巻は図書館から。死に果てた街でドアをノックする音・・・から始まる貸出書籍の回収業務。今は亡き館長の“本”を愛する者にはたまらない(耐えられない？)エピソード。イーサン、君はもはや人間の心を理解しているよ。そして生存者兄妹との邂逅。感染者の遺体から産まれた、結晶病に罹らないふたりとの旅が始まる。都市間アクアラインが動いていたのには、何故か読み手であるにも関わらずちょっと感動してしまった。巻末のオマケ・アーカイブがまた、追い討ちをかけてくるよ～ (o；д；)o …続きを読む
  眠る山猫屋

  2024年04月15日
  56人がナイス！しています
• この雰囲気と世界観大好きだわ。前巻のLASTが物悲しい終わり方で、それにショックを受けている小夜がとっても人間的に映る。図書館を一人で守るロボットの話と結晶病に感染した母親の死体から生まれた二人イサミとカ この雰囲気と世界観大好きだわ。前巻のLASTが物悲しい終わり方で、それにショックを受けている小夜がとっても人間的に映る。図書館を一人で守るロボットの話と結晶病に感染した母親の死体から生まれた二人イサミとカノコに出会う話。小夜は二人の旅の目的地、宇佐がいるかもしれないトー４　第十三区画に向かうことになる。しかし失われた貸出本を全て回収できるとは思わなかった。最後に都市間を結ぶ鉄道が生きていて乗り込んだ３人が見た海底隧道では大戦で破壊された都市と魚たちがまだ生きていた。静かな物語は今動き出した。 …続きを読む
  なっぱaaua

  2023年09月18日
  45人がナイス！しています
• 時間の経過が長いはずなのに一切感じさせないのは、世界が滅んでいるから「時間の概念」も滅んでいる、て考えなのか。行きつく果てを考えると悲しい気分になります。 時間の経過が長いはずなのに一切感じさせないのは、世界が滅んでいるから「時間の概念」も滅んでいる、て考えなのか。行きつく果てを考えると悲しい気分になります。
  ホシナーたかはし

  2024年03月03日
  32人がナイス！しています

powered by