後宮食医の薬膳帖 廃姫は毒を喰らいて薬となす

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年07月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784049149838
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後宮食医の薬膳帖 廃姫は毒を喰らいて薬となす

  • 著者 夢見里 龍
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年07月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784049149838

この食医に、解けない毒はない――。毒香る中華後宮ファンタジー、開幕!

暴虐な先帝の死後、帝国・剋の後宮は毒疫に覆われた。毒疫を唯一治療できるのは、特別な食医・慧玲。あらゆる毒を解す白澤一族最後の末裔であり、先帝の廃姫だった。
処刑を免れる代わりに、慧玲は後宮食医として、貴妃達の治療を命じられる。鱗が生える側妃、脚に梅の花が咲く妃嬪……先帝の呪いと恐れられ、典医さえも匙を投げる奇病を次々と治していき――。
だが、謎めいた美貌の風水師・鴆との出会いから、慧玲は不審な最期を遂げた父の死の真相に迫ることに。

◆◆◆登場人物◆◆◆

【慧玲(フェイリン)】
暴虐を尽くした先帝の廃姫であり、毒を熟知する白澤一族の叡智を受け継ぐ最後の末裔。助命と引き換えに、皇帝から毒疫の治療を命じられる。

【鴆(ヂェン)】
怪しげな翳をもつ美貌の青年。宮廷で活躍する風水師だが、その正体は毒を操る暗殺者。毒の効かない慧玲を気に入り、なにかと揺さぶりをかけてくる。
暴虐な先帝の死後、帝国・剋の後宮は毒疫に覆われた。毒疫を唯一治療できるのは、特別な食医・慧玲。あらゆる毒を解す白澤一族最後の末裔であり、先帝の廃姫だった。
処刑を免れる代わりに、慧玲は後宮食医として、貴妃達の治療を命じられる。鱗が生える側妃、脚に梅の花が咲く妃嬪……先帝の呪いと恐れられ、典医さえも匙を投げる奇病を次々と治していき――。
だが、謎めいた美貌の風水師・鴆との出会いから、慧玲は不審な最期を遂げた父の死の真相に迫ることに。

◆◆◆登場人物◆◆◆

【慧玲(フェイリン)】
暴虐を尽くした先帝の廃姫であり、毒を熟知する白澤一族の叡智を受け継ぐ最後の末裔。助命と引き換えに、皇帝から毒疫の治療を命じられる。

【鴆(ヂェン)】
怪しげな翳をもつ美貌の青年。宮廷で活躍する風水師だが、その正体は毒を操る暗殺者。毒の効かない慧玲を気に入り、なにかと揺さぶりをかけてくる。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

序 
第一章 梅薫姫と満漢全席
第二章 炎華の后とアボカド乳酪 
第三章 罪から出た錆とカリー

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「後宮食医の薬膳帖 廃姫は毒を喰らいて薬となす」感想・レビュー
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  • 暴虐な先帝の死後、処刑を免れる代わりに後宮食医として貴妃達の治療を命じられた先帝の廃姫・慧玲。先帝の呪いと恐れられ、典医さえも匙を投げる奇病を次々と治していく中華後宮ファンタジー。毒疫を唯一治療できる 暴虐な先帝の死後、処刑を免れる代わりに後宮食医として貴妃達の治療を命じられた先帝の廃姫・慧玲。先帝の呪いと恐れられ、典医さえも匙を投げる奇病を次々と治していく中華後宮ファンタジー。毒疫を唯一治療できる白澤一族最後の末裔でもある慧玲。皇后に救われて謎めいた美貌の風水師・鴆と出会い、鱗が生える側妃、脚に梅の花が咲く妃嬪、青く燃える火を帯びる皇后、都の東部で起きた毒疫の調査。周囲から憎まれ蔑まれる雰囲気の中で、絶望に最後まで諦めずに真摯に向き合い、人々を救うことで認められてゆく慧玲の姿がとても印象に残りました。 …続きを読む
    よっち
    2023年07月25日
    43人がナイス!しています
  • 毒疫に覆われた帝国・剋(こく)。毒疫は悪政を敷いた先帝の咎であるとされ、先帝の娘である慧玲(ふぇいりん)も重罪人として裁かれようとしていた。しかし医師である母の教えを習得していた慧玲に食医として務めるなら 毒疫に覆われた帝国・剋(こく)。毒疫は悪政を敷いた先帝の咎であるとされ、先帝の娘である慧玲(ふぇいりん)も重罪人として裁かれようとしていた。しかし医師である母の教えを習得していた慧玲に食医として務めるならばと処刑は一時免除となった。ファンタジー色が強いけれど五行を用いたりして、まさに「食は人の天なり」というところかな。中華後宮医療系ものが溢れすぎていて食傷気味だったところ、読友さんのレビューで興味惹かれ読んでみだけれど、良かった。 …続きを読む
    お涼
    2023年08月18日
    28人がナイス!しています
  • 暴虐を尽くした先帝の娘で、白澤の末裔で毒や薬に詳しい慧玲。後宮で食医として尽くす事で処刑は免れるが。まだまだ背景や人物像が謎だらけです。先帝が狂いだした謎、白澤の師であった母の死の謎、麒麟と慧玲の体質 暴虐を尽くした先帝の娘で、白澤の末裔で毒や薬に詳しい慧玲。後宮で食医として尽くす事で処刑は免れるが。まだまだ背景や人物像が謎だらけです。先帝が狂いだした謎、白澤の師であった母の死の謎、麒麟と慧玲の体質、皇后は何者、毒師鴆も何者、などなど謎だらけで1巻終わってしまった。薬膳で事件を解決していくエピソードより、それらが気になる。 …続きを読む
    はなりん
    2024年07月14日
    26人がナイス!しています

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