- 著者 柳 広司
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2024年01月23日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784041134757
アンブレイカブル
- 著者 柳 広司
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2024年01月23日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784041134757
『ジョーカー・ゲーム』の著者が戦中を舞台に描くもう一つのスパイミステリ
歴史の闇の中であっても輝きを放つ、「敗れざる者たち」の矜恃とは――?
蟹工船の乗組員の谷は、内務省の役人・クロサキに雇われ、“プロレタリア文学の旗手”と称される小林多喜二の取材を受けることに。
だが現れた多喜二は、驚くほど気さくな青年だった。
仕事を早く終わらせたい谷は多喜二の尾行を始めるが――(「雲雀」)。
特高に監視されながらも川柳で時代と闘う鶴彬。
“消えた”記者の謎を追う満鉄社員の志木裕一郎。
稀代の哲学者・三木清。
信念を貫き続ける彼らに、クロサキの影が迫る。
累計130万部突破「ジョーカー・ゲーム」シリーズの著者が令和の世に問う、
輝ける男たちを描いた希望と感動のスパイ・ミステリ。
蟹工船の乗組員の谷は、内務省の役人・クロサキに雇われ、“プロレタリア文学の旗手”と称される小林多喜二の取材を受けることに。
だが現れた多喜二は、驚くほど気さくな青年だった。
仕事を早く終わらせたい谷は多喜二の尾行を始めるが――(「雲雀」)。
特高に監視されながらも川柳で時代と闘う鶴彬。
“消えた”記者の謎を追う満鉄社員の志木裕一郎。
稀代の哲学者・三木清。
信念を貫き続ける彼らに、クロサキの影が迫る。
累計130万部突破「ジョーカー・ゲーム」シリーズの著者が令和の世に問う、
輝ける男たちを描いた希望と感動のスパイ・ミステリ。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
雲雀(ひばり)
叛徒(はんと)
カサンドラ
赤と黒
解説 森 絵都
叛徒(はんと)
カサンドラ
赤と黒
解説 森 絵都
「アンブレイカブル」感想・レビュー
-
戦時下に起きていたかもしれないスパイ小説。全4話に共通して登場するのは内務省の役人クロサキ。始めに『蟹工船』の小林多喜二。特高に目を付けられていたことや銀行員だったことなど知らなかった。その他川柳作家 …続きを読む2024年02月28日21人がナイス!しています