サトリの花嫁 ~旦那様と私の帝都謎解き診療録~

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784049149449
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サトリの花嫁 ~旦那様と私の帝都謎解き診療録~

  • 著者 栗原 ちひろ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784049149449

特別な目を持つ少女×病を抱えた旦那様の明治シンデレラロマンス

「わたしが死ぬまでのわずかな間に、あなたに幸福というものを教えてあげる」
虐げられ、自分の価値を知らずに育った少女は旦那様と出会い、幸せを知る――。

 幼い頃に火事で全てを失い、劣悪な環境で働く蒼。天性の観察眼と記憶力で苦境を生き抜く彼女の心の支えは、顔も知らない支援者“栞の君”だけ――しかしある日、ついに対面できた彼・城ヶ崎宗一は、原因不明の病魔に冒されていた。宗一専属の看護係として城ヶ崎家に嫁ぐことになった蒼は、一変した生活に戸惑いながらも、夫を支えるために医学の道を志すが――?
 文明華やかな帝都・東京。「サトリの目」で様々な謎を解明しながら、愛されること、恋することを知る少女の物語。

【登場人物紹介】
◆蒼(あおい)
手品団に拾われて育った天涯孤独の少女。たぐいまれなる観察力「サトリの目」を持つ。
◆宗一(そういち)
蒼へ本を贈りつづけていた支援者“栞の君”。麗しい容姿の陰に、重い病と秘密を抱えている。
「わたしが死ぬまでのわずかな間に、あなたに幸福というものを教えてあげる」
虐げられ、自分の価値を知らずに育った少女は旦那様と出会い、幸せを知る――。

 幼い頃に火事で全てを失い、劣悪な環境で働く蒼。天性の観察眼と記憶力で苦境を生き抜く彼女の心の支えは、顔も知らない支援者“栞の君”だけ――しかしある日、ついに対面できた彼・城ヶ崎宗一は、原因不明の病魔に冒されていた。宗一専属の看護係として城ヶ崎家に嫁ぐことになった蒼は、一変した生活に戸惑いながらも、夫を支えるために医学の道を志すが――?
 文明華やかな帝都・東京。「サトリの目」で様々な謎を解明しながら、愛されること、恋することを知る少女の物語。

【登場人物紹介】
◆蒼(あおい)
手品団に拾われて育った天涯孤独の少女。たぐいまれなる観察力「サトリの目」を持つ。
◆宗一(そういち)
蒼へ本を贈りつづけていた支援者“栞の君”。麗しい容姿の陰に、重い病と秘密を抱えている。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一話 奪われた花嫁
第二話 花嫁衣装の祟り
第三話 医学校と飛べぬ蝶
第四話 舞踏会で骨は踊る

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「サトリの花嫁 ~旦那様と私の帝都謎解き診療録~」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 境遇から自己肯定感が低い蒼ですが、途中から低いからこその達観というか、ダメージを受けずに突き進める感じになって、感心しました。もちろんサトリの力をふるうところもカッコ良かった。宗一は最初は蒼をどこか突 境遇から自己肯定感が低い蒼ですが、途中から低いからこその達観というか、ダメージを受けずに突き進める感じになって、感心しました。もちろんサトリの力をふるうところもカッコ良かった。宗一は最初は蒼をどこか突き放した感じがありましたが、蒼に関しては色々動揺が見られて、落差が良かったです。全体的に迫力がありました(笑)。ぜひ続きを読みたいですね! …続きを読む
    ダージリン
    2023年03月08日
    30人がナイス!しています
  • 己の過去を知らずに生きてきた蒼に、そっと本という知識を与え、援助する栞の君。仄かに憧れを抱きながらも、親戚をたらい回しにされつつ、最終的に諸々ありながらも育ててくれた手品団の団長に報いる形で結婚をしよ 己の過去を知らずに生きてきた蒼に、そっと本という知識を与え、援助する栞の君。仄かに憧れを抱きながらも、親戚をたらい回しにされつつ、最終的に諸々ありながらも育ててくれた手品団の団長に報いる形で結婚をしようとする蒼だったが、知識と持ち前の観察力で練り上げられた『サトリ』の瞳は、結婚式当日に現れた年上の美しい男性により開花された。→続刊があったら途中飛ばさなくても良かったのかなと思うと、そこだけ残念。伏線は回収されないままなのか、そもそも栞の君の宗一にある銃で打たれた傷は、治らない病とは?続刊が出ること(続く) …続きを読む
    かなで
    2023年07月08日
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  • 栗原ちひろさんは好きな作家さん。日本が舞台の作品を読むのは初めて。良すぎました!まず練り上げられた格調高い文章が素晴らしい。ページ単価が他の作品と同じで本当にいいんですか!?ヒロインの蒼が自分の道を切り 栗原ちひろさんは好きな作家さん。日本が舞台の作品を読むのは初めて。良すぎました!まず練り上げられた格調高い文章が素晴らしい。ページ単価が他の作品と同じで本当にいいんですか!?ヒロインの蒼が自分の道を切り拓く過程が凛々しくて格好いいし、知識によって視界が広がる高揚感に涙が出る。男性の高貴な色気とはこう書くのか…と勉強にもなる。謎解きもあり友情もあり、何より装画の宗一のおでこが見えてるのが良い※個人の好み。シンデレラロマンスってどれも同じに見える…という方に今作をおすすめしたい。ぜひ続刊も欲しい!星:5/5 …続きを読む
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