夜道を歩く時、彼女が隣にいる気がしてならない

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年04月24日
判型:
四六判
ページ数:
240
ISBN:
9784041134481

夜道を歩く時、彼女が隣にいる気がしてならない

  • 著者 和田 正雪
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年04月24日
判型:
四六判
ページ数:
240
ISBN:
9784041134481

僕の彼女は、怪談になった―。大切な人に会いたくなる切ない青春恋愛ホラー

オカルト雑誌編集部で働く大学生ライター×異界へ行くことを夢見る「赤い女」
ラストが深く沁みる、新時代の青春恋愛ホラー

零細出版社でアルバイトをしている大学生の米田は、雑務やHPの更新の他に実話怪談の記事の執筆を担当している「怪談ライター」だ。
ある日米田は取材の最中に、乃亜という不思議な、赤い服を着た女性と出会う。
彼女はオカルトマニアで実際に怪談の現場に多数足を運び、科学的に証明できるのかどうかや、再現性がある事象なのかどうかを確かめているのだった。
そして乃亜は怪談の中でも特に「神隠し」について執着しており、自らもいつか異界へと行くことを夢見ていた。

初めはかかわり合いになりたくないと感じていた米田だったが、深夜のオカルトスポット巡りなどのまっとうではないデートを通じて、否応なく距離を縮めていく。
だが彼女には、怪異にまつわる切ない過去があった――。

そして夏休み、米田と乃亜は、奇妙な祭りの風習があるという話を聞いて、後輩の実家がある山奥の土地に赴いたのだが……。


==
僕の彼女は、怪談になった――。
大切な人に会いたくなる、切なくみずみずしい青春恋愛ホラー
==


※Web小説サイト「カクヨム」投稿作に大きく加筆修正をし書籍化。


装画=春 (『ノーコピーライトガール』)
オカルト雑誌編集部で働く大学生ライター×異界へ行くことを夢見る「赤い女」
ラストが深く沁みる、新時代の青春恋愛ホラー

零細出版社でアルバイトをしている大学生の米田は、雑務やHPの更新の他に実話怪談の記事の執筆を担当している「怪談ライター」だ。
ある日米田は取材の最中に、乃亜という不思議な、赤い服を着た女性と出会う。
彼女はオカルトマニアで実際に怪談の現場に多数足を運び、科学的に証明できるのかどうかや、再現性がある事象なのかどうかを確かめているのだった。
そして乃亜は怪談の中でも特に「神隠し」について執着しており、自らもいつか異界へと行くことを夢見ていた。

初めはかかわり合いになりたくないと感じていた米田だったが、深夜のオカルトスポット巡りなどのまっとうではないデートを通じて、否応なく距離を縮めていく。
だが彼女には、怪異にまつわる切ない過去があった――。

そして夏休み、米田と乃亜は、奇妙な祭りの風習があるという話を聞いて、後輩の実家がある山奥の土地に赴いたのだが……。


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僕の彼女は、怪談になった――。
大切な人に会いたくなる、切なくみずみずしい青春恋愛ホラー
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※Web小説サイト「カクヨム」投稿作に大きく加筆修正をし書籍化。


装画=春 (『ノーコピーライトガール』)

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「夜道を歩く時、彼女が隣にいる気がしてならない」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 切ない?寂しい?やりきれない?巧く言葉にできない気持ちが心に残るが、この物語は大好きかもしれない。大学生ながらオカルトライターでもある「私」米田学が出会った女性・乃亜。彼女はある理由から、異界へ渡る方 切ない?寂しい?やりきれない?巧く言葉にできない気持ちが心に残るが、この物語は大好きかもしれない。大学生ながらオカルトライターでもある「私」米田学が出会った女性・乃亜。彼女はある理由から、異界へ渡る方法を探していた・・・。シニカルで人嫌いな側面を持つ主人公が乃亜との距離を縮めていく過程は、心霊スポット巡りへの同行なのだが、主人公は取材、乃亜は探求と似て異なるもの。それでも絆は深まっていく。後輩の田舎に伝わる奇祭への旅行で二人はついに“神隠し”へ辿り着くが・・・。怖さよりも二人の想い、そして(続く) …続きを読む
    眠る山猫屋
    2024年06月17日
    63人がナイス!しています
  • 「僕の彼女は、怪談になった」という帯に書かれたキャッチに魅せられた。実話怪談の記事をアルバイトで執筆している大学生の米田と両親が「呼ばれた」と言い行方をくらませてしまった経験のある大学院生の乃愛の青春恋 「僕の彼女は、怪談になった」という帯に書かれたキャッチに魅せられた。実話怪談の記事をアルバイトで執筆している大学生の米田と両親が「呼ばれた」と言い行方をくらませてしまった経験のある大学院生の乃愛の青春恋愛ホラー物語。と言っても多分に甘い恋愛物語の要素はこれっぽっちもないが、それでもせつない恋愛物語だと思う。物語の中に人と待ち合わせをするときの目印に森見登美彦さんの「きつねのはなし」と言うくだりがあったが、なるほど、森見さんのホラー系の物語、内容もタッチも全然違うのだが、「夜行」をライトにした感じだと思う。 …続きを読む
    かな
    2023年05月24日
    48人がナイス!しています
  • 面白かった。そして不思議な物語だった。これはハッピーエンドなのかな?それとも・・・。まさに青春恋愛ホラーってのがピッタリな内容だった。この作者の他の作品も読んでみたい。 面白かった。そして不思議な物語だった。これはハッピーエンドなのかな?それとも・・・。まさに青春恋愛ホラーってのがピッタリな内容だった。この作者の他の作品も読んでみたい。
    kou
    2023年07月21日
    40人がナイス!しています

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