この本を盗む者は

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年06月13日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
432
ISBN:
9784041134115
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この本を盗む者は

  • 著者 深緑 野分
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年06月13日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
432
ISBN:
9784041134115

少女たちは本の世界を冒険する!胸躍るファンタジー。

“本の街”読長町に住み、書物の蒐集家を曾祖父に持つ高校生の深冬。父は巨大な書庫「御倉館」の管理人を務めているが、深冬は本が好きではない。ある日、御倉館から蔵書が盗まれたことで本の呪いが発動し、町は物語の世界に姿を変えてしまう。泥棒を捕まえない限り町が元に戻らないと知った深冬は、不思議な少女・真白とともにさまざまな物語の世界を冒険していくのだが……。初めて物語に没頭したときの喜びが蘇る、胸躍るファンタジー! “本の街”読長町に住み、書物の蒐集家を曾祖父に持つ高校生の深冬。父は巨大な書庫「御倉館」の管理人を務めているが、深冬は本が好きではない。ある日、御倉館から蔵書が盗まれたことで本の呪いが発動し、町は物語の世界に姿を変えてしまう。泥棒を捕まえない限り町が元に戻らないと知った深冬は、不思議な少女・真白とともにさまざまな物語の世界を冒険していくのだが……。初めて物語に没頭したときの喜びが蘇る、胸躍るファンタジー!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

目次

第一話 魔術的現実主義の旗に追われる
第二話 固ゆで卵に閉じ込められる
第三話 幻想と蒸気の靄に包まれる
第四話 寂しい町に取り残される
第五話 真実を知る羽目になる

解 説 三辺律子

「この本を盗む者は」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 図書館本。「戦場のコックたち」以来の深緑野分の作品。少女たちが本の世界を冒険するファンタジー。最後まで何とか読んだが、残念ながら感想が難しい。年のせいにはしたくないが、面白さは感じなかった。「御倉館」 図書館本。「戦場のコックたち」以来の深緑野分の作品。少女たちが本の世界を冒険するファンタジー。最後まで何とか読んだが、残念ながら感想が難しい。年のせいにはしたくないが、面白さは感じなかった。「御倉館」の管理人を務める父親を持つ深冬は、本好きではない。ある日、御倉館から蔵書が盗まれたことで本の呪いが発動し、町の姿は一変する。泥棒を捕まえない限り町が元に戻らないと知った深冬は、不思議な少女・真白と共に、様々な物語の世界を冒険することになるのだが…。胸躍るファンタジーだが、ついて行けなかった。 …続きを読む
    ふじさん
    2023年12月26日
    113人がナイス!しています
  • 深緑さん、硬軟書き分けられるのだなあと、その作風の幅の広さを見せていただいた思いでした。重厚な描写と主人公の女子高生らしい軽さが好対照な感じです。コミカライズもされているようで、ケモナーのかたにもアピ 深緑さん、硬軟書き分けられるのだなあと、その作風の幅の広さを見せていただいた思いでした。重厚な描写と主人公の女子高生らしい軽さが好対照な感じです。コミカライズもされているようで、ケモナーのかたにもアピールする内容。面白かったです。 …続きを読む
    佐島楓
    2023年06月21日
    66人がナイス!しています
  • 深緑野分作品を読むのは『ベルリンは晴れているか』『空想の海』に次いで3冊目。今回の作品は巨大な書庫「御倉館」を舞台にしたSFファンタジー。本を盗む者が現れると街の様子が一変する。登場人物のネーミング(ひ 深緑野分作品を読むのは『ベルリンは晴れているか』『空想の海』に次いで3冊目。今回の作品は巨大な書庫「御倉館」を舞台にしたSFファンタジー。本を盗む者が現れると街の様子が一変する。登場人物のネーミング(ひるね)や世界観が初期の桜庭一樹を彷彿させる。第一話~第三話は、退屈であったが、第四話~第五話で物語の謎が展開していき読むスピードが上がった。 …続きを読む
    けぴ
    2024年06月06日
    45人がナイス!しています

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