- 著者 小松 亜由美
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2023年02月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784041134054
遺体鑑定医 加賀谷千夏の解剖リスト
- 著者 小松 亜由美
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2023年02月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784041134054
事故か、殺人か――彼女のメスは、死体が見た最後の風景を蘇らせる。
京都府警に持ち込まれた傷害致死事件。引きこもりの大学生が、異様な姿で死亡した。伏見署に連行された母親は「娘の身体を突き破って悪魔が出てくる」と興奮気味に話し、供述は要を得ない。夫の事故死をきっかけに彼女がのめり込んでいた新興宗教は、「悪魔祓い」と称して、信者に加虐的な扱いをすることもあったという。遺体の状況から、母親の虐待を疑う京都府警は、検屍と司法解剖を千夏に依頼するが……(「エクソシズム」)。京都市北区の河川敷で、首のない遺体が発見される。被害者は刺青があり、小指も欠損していることから、暴力団関係者とみなされるが、身元はわからない。激しい暴行を加えられた後、首を切断するほどの動機とは一体何なのか? 現場に駆け付けた検視官の都倉は、何かしっくりしないものを感じながらも、何が違和感なのかわからない。司法解剖を担当した千夏の見解を聞くうち、都倉はあることに気づく。(「梟首」)など、4話を収録。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
目次
エクソシズム
梟首
紅い墓標
腐爛と凍結
エピローグ
エクソシズム
梟首
紅い墓標
腐爛と凍結
エピローグ
「遺体鑑定医 加賀谷千夏の解剖リスト」感想・レビュー
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小松さんの作品は初読み。法医解剖医の加賀谷千夏が主人公。舞台は京都。作者の小松さんは現役の解剖技官との事で、司法解剖の描写が詳しくてかなりリアル。異常死体に隠された真相を見抜いていく4篇の短編集。視点 …続きを読む2023年04月21日101人がナイス!しています
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章が変わるごとに視点が変わってて、色んな視点から物語や加賀谷千夏という人を見れた。2023年03月20日58人がナイス!しています