- 著者 辻村 深月
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2023年06月30日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 488
- ISBN:
- 9784041132166
この夏の星を見る
- 著者 辻村 深月
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2023年06月30日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 488
- ISBN:
- 9784041132166
この物語は、あなたの宝物になる。
亜紗は茨城県立砂浦第三高校の二年生。顧問の綿引先生のもと、天文部で活動している。コロナ禍で部活動が次々と制限され、楽しみにしていた合宿も中止になる中、望遠鏡で星を捉えるスピードを競う「スターキャッチコンテスト」も今年は開催できないだろうと悩んでいた。真宙(まひろ)は渋谷区立ひばり森中学の一年生。27人しかいない新入生のうち、唯一の男子であることにショックを受け、「長引け、コロナ」と日々念じている。円華(まどか)は長崎県五島列島の旅館の娘。高校三年生で、吹奏楽部。旅館に他県からのお客が泊っていることで親友から距離を置かれ、やりきれない思いを抱えている時に、クラスメイトに天文台に誘われる――。
コロナ禍による休校や緊急事態宣言、これまで誰も経験したことのない事態の中で大人たち以上に複雑な思いを抱える中高生たち。しかしコロナ禍ならではの出会いもあった。リモート会議を駆使して、全国で繋がっていく天文部の生徒たち。スターキャッチコンテストの次に彼らが狙うのは――。
哀しさ、優しさ、あたたかさ。人間の感情のすべてがここにある。
コロナ禍による休校や緊急事態宣言、これまで誰も経験したことのない事態の中で大人たち以上に複雑な思いを抱える中高生たち。しかしコロナ禍ならではの出会いもあった。リモート会議を駆使して、全国で繋がっていく天文部の生徒たち。スターキャッチコンテストの次に彼らが狙うのは――。
哀しさ、優しさ、あたたかさ。人間の感情のすべてがここにある。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
プロローグ
第一章 “いつも“が消える
第二章 答えを知りたい
第三章 夏を迎え撃つ
第四章 星をつかまえる
第五章 近くて遠い
最終章 あなたに届け
エピローグ
第一章 “いつも“が消える
第二章 答えを知りたい
第三章 夏を迎え撃つ
第四章 星をつかまえる
第五章 近くて遠い
最終章 あなたに届け
エピローグ
『この夏の星を見る』特設サイト
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「この夏の星を見る」感想・レビュー
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8月の第一作は、辻村 深月の最新作、辻村 深月は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、この夏の夜空を飾るに相応しいコロナ禍ならではの天文部青春譚、爽やかな感動作でした。私は我が家の二人の息子 …続きを読む2023年08月01日701人がナイス!しています
著者紹介
辻村深月(つじむら・みづき)
1980年2月29日生まれ。千葉大学教育学部卒業。2004年『冷たい校舎の時は止まる』でメフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で直木三十五賞を受賞。18年には『かがみの孤城』で本屋大賞第1位に。主な著書に『凍りのくじら』『スロウハイツの神様』『ハケンアニメ!』『島はぼくらと』『朝が来る』『傲慢と善良』『琥珀の夏』『闇祓』『噓つきジェンガ』などがある。