ウクライナ・ダイアリー 不屈の民の記録

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年08月17日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
304
ISBN:
9784041131350

ウクライナ・ダイアリー 不屈の民の記録

  • 著者 古川 英治
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年08月17日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
304
ISBN:
9784041131350

ウクライナ人の妻を持つ日本人ジャーナリスト。人々が戦い続ける理由とは

★第55回大宅壮一ノンフィクション賞ノミネート!!★

-----
「どのページにも人間の顔と声がある。そして、書き手の息の音が聞こえてくる。」
糸井重里(ほぼ日代表)

「大きな感動を持って読んだ。お世辞抜きに、ロシア侵攻後に刊行されたウクライナ本の中では出色の出来。」
小泉悠(東京大学先端科学技術研究センター講師)
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(章立て)
第一章 恐怖の10日間 ―2022年冬  
第二章 独りぼっちの侵攻前夜 ―2021~22年冬
第三章 ブチャの衝撃 ―2022年春  
第四章 私の記憶 ―2004~19年
第五章 コサックを探して ―2022年夏  
第六章 民の記憶 ―2022年夏  
第七章 パラレルワールド ―2022年秋  
第八章 ネーションの目覚め ―2022~23年冬
★第55回大宅壮一ノンフィクション賞ノミネート!!★

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「どのページにも人間の顔と声がある。そして、書き手の息の音が聞こえてくる。」
糸井重里(ほぼ日代表)

「大きな感動を持って読んだ。お世辞抜きに、ロシア侵攻後に刊行されたウクライナ本の中では出色の出来。」
小泉悠(東京大学先端科学技術研究センター講師)
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(章立て)
第一章 恐怖の10日間 ―2022年冬  
第二章 独りぼっちの侵攻前夜 ―2021~22年冬
第三章 ブチャの衝撃 ―2022年春  
第四章 私の記憶 ―2004~19年
第五章 コサックを探して ―2022年夏  
第六章 民の記憶 ―2022年夏  
第七章 パラレルワールド ―2022年秋  
第八章 ネーションの目覚め ―2022~23年冬

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

(目次)
序章 モスクワからのメッセージ

第一章 恐怖の10日間 ―2022年冬  
「君はどうするの?」
ルビコン川
私は当事者だ
「負けると決めつけている」
「我々の土地だ」
音声だけのインタビュー
ゴーストタウンのオアシス
妻の決断

第二章 独りぼっちの侵攻前夜 ―2021~22年冬
現実を直視しているのか?
頼りになる取材先
「2日で陥落」
「半分殺す」
「準備はできている」のか?
これが日本だったら
最後の晩餐

第三章 ブチャの衝撃 ―2022年春  
戦争と平和の間
君が正しかった
ジェノサイドの現場
恐怖ではなく怒り
ママとの再会
祝福は空襲警報
意外な記者会見場
市民の抵抗疑わず
頭上にミサイル
初めて団結した町
瓦礫の宮殿
地下の暮らし

第四章 私の記憶 ―2004~19年
広場を埋め尽くした市民
自由の運動
友人が躍った理由
マイダンを死守した「コサックの伝統」
麻薬と冷笑主義
「反ロ記者」
「私たちを見捨てたのでは」
マリウポリの子供たち

第五章 コサックを探して ―2022年夏

陽気な兵士
泣くほど美味いパン
農業という生き方
敵を笑い倒す
ウクライナのレモネード
ライフ・ボランティア・バランス
発起人は民間人
「ハッカー」と接触

第六章 民の記憶 ―2022年夏  
ママの生家
政治の話はタブー
生存者の証言
くたばるのを見るまで
かき消された歴史
最高のコーヒー
ヴィヴァルディの響き
クールな市長

第七章 パラレルワールド ―2022年秋  
ウクライナと日本の距離
初めての楽観
歴史家の疑問
早く帰りたい

第八章 ネーションの目覚め ―2022~23年冬
真っ暗な街
地下室の恐怖
一番危なかった場面
ヘルソン行きの車掌
国営の責務とは
最年少の閣僚
「日本より進んでいる」
「勝利の世代」
成長した「ハッカー」
二度目の記者会見
もう1つの戦い

あとがき

「ウクライナ・ダイアリー 不屈の民の記録」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ロシア侵攻に戦うウクライナの人々を描いた作品である。ロシア侵攻下のウクライナの 緊迫した状況が伝わる。 なぜプーチンはウクライナに拘るのか? そして ウクライナの人々の国への思いは? 日本にいると伝わりに ロシア侵攻に戦うウクライナの人々を描いた作品である。ロシア侵攻下のウクライナの 緊迫した状況が伝わる。 なぜプーチンはウクライナに拘るのか? そして ウクライナの人々の国への思いは? 日本にいると伝わりにくいウクライナの 現状が丹念に描かれる。不屈の民の記録である。 …続きを読む
    遥かなる想い
    2024年07月30日
    95人がナイス!しています
  • 著者は元日経新聞モスクワ特派員。奥様がウクライナ人という縁でウクライナ侵攻の際キ-ウに在住。かの地の人々の自由や民主主義、人権を求める強い意志が、ロシアの短期間勝利という世界のおおかたの予想を覆した様 著者は元日経新聞モスクワ特派員。奥様がウクライナ人という縁でウクライナ侵攻の際キ-ウに在住。かの地の人々の自由や民主主義、人権を求める強い意志が、ロシアの短期間勝利という世界のおおかたの予想を覆した様子を生々しくレポート。人々の奮闘には敬意と驚きなのだが、その先の着地点が容易に見えないことにやるせないもどかしさ。互いに振り上げた拳の落としどころを探って、フェーズを変えてもらいたいと願うのは傍観者の甘い考えなのかもしれませんが…。人間って何だろう。そんな難しい哲学的な課題に思考が流れてしまう。 …続きを読む
    kawa
    2023年12月10日
    35人がナイス!しています
  • ウクライナ人の妻とキーウで暮らす日本人ジャーナリストの筆者。義母は、危険な東部から避難せず、妻も説得に耳を貸さず、ウクライナ人を信じないで、その敗北を確信してると、彼を責める。それでも、彼自身危険な中 ウクライナ人の妻とキーウで暮らす日本人ジャーナリストの筆者。義母は、危険な東部から避難せず、妻も説得に耳を貸さず、ウクライナ人を信じないで、その敗北を確信してると、彼を責める。それでも、彼自身危険な中に身を置き、幾度も義母のもとを訪ねては、その思いに触れる。「記者」としての彼を大前提に諭す記者仲間に対して、自分は「当事者」だ!と心の中で言葉にする瞬間はドキリとする。日本に居て「傍観者」である限りは、政治外交の側面は知り得ても、戦時下のウクライナやその人々のことは、何もわからないということを知る一冊でした。 …続きを読む
    アキ
    2024年09月30日
    10人がナイス!しています

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