マンガでわかる! 学校に行かない子どもが見ている世界

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2024年06月26日
判型:
A5判
ページ数:
184
ISBN:
9784041131343

マンガでわかる! 学校に行かない子どもが見ている世界

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2024年06月26日
判型:
A5判
ページ数:
184
ISBN:
9784041131343

行かないのには理由があります――子どもの心を知れば不安は消える

学校に行きづらい子は年々増えていて、小中学校では約30万人。クラスに1~2人ほどいることになります。
学校に行かなると子どもはほとんどの時間を家ですごすことになります。昼夜逆転したり、一日ゲームやYouYubeを見ていたり。好なことばかりして、将来のことなど何も考えていないように見え、親の不安は日々膨らみます。その気楽さに腹立たしさを覚えることもあるかもしれません。いったい親として、どう関わればいいのでしょうか。
本書では、「学校に行かない子の“あるある”」を取り上げ、マンガで親が見ている世界と子どもが見ている世界を対比して描きます。違いを知ることで、子どもへの接し方が見えてくるかもしれません。
著者の西野博之さんは1980年代、学校に行かない子どもが「登校拒否児」と呼ばれていた時代から約40年にわたり、不登校の子どもたちとかかわってきました。NHKや大手新聞など、さまざまなメディアにたびたび登場。理事長をつとめる「フリースペースえん」には、日本はもとより、海外からも視察団が訪れます。
学校に行かないお子さんを持つ親御さんにとって、きっと「大丈夫のタネ」を手に入れるきっかけになる一冊です。
学校に行きづらい子は年々増えていて、小中学校では約30万人。クラスに1~2人ほどいることになります。
学校に行かなると子どもはほとんどの時間を家ですごすことになります。昼夜逆転したり、一日ゲームやYouYubeを見ていたり。好なことばかりして、将来のことなど何も考えていないように見え、親の不安は日々膨らみます。その気楽さに腹立たしさを覚えることもあるかもしれません。いったい親として、どう関わればいいのでしょうか。
本書では、「学校に行かない子の“あるある”」を取り上げ、マンガで親が見ている世界と子どもが見ている世界を対比して描きます。違いを知ることで、子どもへの接し方が見えてくるかもしれません。
著者の西野博之さんは1980年代、学校に行かない子どもが「登校拒否児」と呼ばれていた時代から約40年にわたり、不登校の子どもたちとかかわってきました。NHKや大手新聞など、さまざまなメディアにたびたび登場。理事長をつとめる「フリースペースえん」には、日本はもとより、海外からも視察団が訪れます。
学校に行かないお子さんを持つ親御さんにとって、きっと「大丈夫のタネ」を手に入れるきっかけになる一冊です。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

(章立て)
はじめに

第一章 「あるある」から見る子どもが見ている世界
学校に行かない理由がわからない/昼夜逆転/ゲームばかり/「ふつう」にできないのはなぜ?/部活や特定の教科だけ行く/ひきこもっている/世間体が気になる/「行く」と言ったのに行かない/兄弟で不登校/好きなことをしていると穏やかなのに…/暴力や暴言/結局どうしたら行くの?

第二章 学校とのかかわり、どうしたらいい?
電話や訪問をしてくる先生/毎日の欠席連額が憂うつ/出席日数はどのくらい必要なのか(校門タッチ)/修学旅行や卒業アルバム/勉強をやらない/進路はどうする?

第三章 それでも悩みが尽きないあなたへ
親の会に行ってみませんか/夫婦で意見が合わないときは/親は家でどんな顔ですごせばいいの?/社会性が身につかないのではと心配で…

第四章 こんなに変わりつつある社会のしくみ
不登校の子どものために法律までできた!/午後の教科授業をなくす渋谷区など各自治体で進む取り組み/ICTの活用

第五章
かつて不登校だった子どもたちの対談/不登校だった子を持つ親の対談

おわりに ~大丈夫の種を手に入れよう

「マンガでわかる! 学校に行かない子どもが見ている世界」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 学校に行かない子どもと、その親の、それぞれから見た世界。親のどうにもならない気持ちと、その子の思い悩む姿。いろいろなパターンがあり、どれか共感できるものが必ずある感じがする。引越しまでしても、子どもが 学校に行かない子どもと、その親の、それぞれから見た世界。親のどうにもならない気持ちと、その子の思い悩む姿。いろいろなパターンがあり、どれか共感できるものが必ずある感じがする。引越しまでしても、子どもが登校できなかったときの苦しみを思うと胸がつまる。「一番大切なのは、この子が生きていること」確かにそうだ。親が一人で悩まず、「親の会」など同じ境遇の人と話す機会をもつことが大事だと思った。 …続きを読む
    モモ
    2024年09月13日
    33人がナイス!しています
  • 【図書館】学校という箱が今の世を生きる子どもたちに合わなくなってきているのかもと感じた。でも、私は長く刷り込まれた古い価値観を簡単に取り除くことはできずに苦しいと思う。そういうニンゲンにとって、学校は 【図書館】学校という箱が今の世を生きる子どもたちに合わなくなってきているのかもと感じた。でも、私は長く刷り込まれた古い価値観を簡単に取り除くことはできずに苦しいと思う。そういうニンゲンにとって、学校は行くべき場所であり、行かなくては将来が真っ暗に彩られてしまうという恐怖感があるのだ。その価値観を子どもにぶつけてはいけないとは、分かっているのだが、おそらく思いは言葉に、態度に滲み出てしまうものなのだ。刷り込みを薄めていく作業を積極的にしないと、他者からの同調圧力さえはねのけることは難しい。がんばろ。 …続きを読む
    れい
    2025年03月10日
    7人がナイス!しています
  • 不登校の本人の気持ち、親の気持ち。それぞれの立場が漫画で描かれていて、共感できる内容だった。学校との関わりやゲームとの付き合い方、社会の偏見との葛藤など、多くの事例が取り上げられていて、読み進めるうち 不登校の本人の気持ち、親の気持ち。それぞれの立場が漫画で描かれていて、共感できる内容だった。学校との関わりやゲームとの付き合い方、社会の偏見との葛藤など、多くの事例が取り上げられていて、読み進めるうちに、これでイイんだ。と、ふと心が軽くなる。不登校当事者や親それぞれの座談会も掲載されており、参考になった。優しさの溢れたとても良い本でした。 …続きを読む
    TAMA
    2024年11月08日
    7人がナイス!しています

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