新装版 タイム・リープ〈上〉 あしたはきのう

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2022年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784049146967
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新装版 タイム・リープ〈上〉 あしたはきのう

  • 著者 高畑 京一郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2022年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784049146967

「君は、いつから来た?」 伝説の作品が、いま蘇る――!

 高校二年生の鹿島翔香はある日、昨日の記憶を喪失していることに気づく。そして彼女の日記には、自分の筆跡で書かれた見覚えのない文章があった。
“あなたは今、混乱している。――若松くんに相談なさい”
 日記の言葉に従い、クラスメートの秀才・若松和彦に助けを求めると、半信半疑ながらも協力してくれることに。だが、翔香はただの記憶喪失ではなく、あるルールに則って時を移動しているようで――?
 いまもなお語り継がれる、タイムリープものの金字塔作品が、遂に新装版として登場!
 高校二年生の鹿島翔香はある日、昨日の記憶を喪失していることに気づく。そして彼女の日記には、自分の筆跡で書かれた見覚えのない文章があった。
“あなたは今、混乱している。――若松くんに相談なさい”
 日記の言葉に従い、クラスメートの秀才・若松和彦に助けを求めると、半信半疑ながらも協力してくれることに。だが、翔香はただの記憶喪失ではなく、あるルールに則って時を移動しているようで――?
 いまもなお語り継がれる、タイムリープものの金字塔作品が、遂に新装版として登場!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

序章 はじまりとおわり
第一章 最初は火曜日
第二章 水曜から木曜
第三章 二度目の水曜
第四章 金曜から木曜
第五章 月曜への往復

鹿島翔香

「これから私が言う事……多分、信じられないと思うけど、信じてくれる?」
東高の二年生。朝、目覚めて学校に行くと、“昨日”の記憶がないことが分かり――?

若松和彦

「いったい、君は、どこでラベンダーの匂いを嗅いだんだ?」
翔香のクラスメート。頭脳明晰でトップクラスの秀才。翔香に助けを求められるが――?

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プロモーションムービー

伝説の作品が、いま蘇る――! 『新装版 タイム・リープ〈上・下〉 あしたはきのう』(メディアワークス文庫)PV

「新装版 タイム・リープ〈上〉 あしたはきのう」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ★4.ミステリ好きにもおすすめ。タイムリープ系小説の先駆け、黎明期の金字塔作品。◆女子高生の身の回りに起こる不思議な出来事を滅多に話したことのない男子校生と解決に導いていく物語。◆壮大なファンタジーが展開 ★4.ミステリ好きにもおすすめ。タイムリープ系小説の先駆け、黎明期の金字塔作品。◆女子高生の身の回りに起こる不思議な出来事を滅多に話したことのない男子校生と解決に導いていく物語。◆壮大なファンタジーが展開するなどの奥行きの広さはないが、非常にコンパクトに収まった良作。帯の米澤さんのいうように、「名作ミステリ」でもある。読み始めると、散りばめられたパスルピースの如く謎が散乱しているが、明晰な推理でピースとピースがつながり、パズルがピタッと完成されていく美しさに、思わず感嘆の声をあげたくなる。 …続きを読む
    ちびbookworm
    2024年05月12日
    115人がナイス!しています
  • 新装版を出して大正解ですね。以前の絵より、親近感が湧きます。そして主人公を思い浮かべる時も表紙絵の主人公が浮かびます。表紙絵って大切なんだと、この本で感じました。しかも内容も読みやすいし面白いです。タ 新装版を出して大正解ですね。以前の絵より、親近感が湧きます。そして主人公を思い浮かべる時も表紙絵の主人公が浮かびます。表紙絵って大切なんだと、この本で感じました。しかも内容も読みやすいし面白いです。タイムトラベルですが、こんな面白い本が埋もれていたんだなぁて思いつつ読んでいます。犯人はものすごく分かりやすいですが、どんでん返しがあるのかなぁ? …続きを読む
    mariya926
    2024年06月04日
    111人がナイス!しています
  • 時間SFの傑作。「ラベンダーの匂いをかぐ奴も、車に乗る奴も、猫が扉を探す奴も」とか(笑)、和彦が言及している作品にも負けない。はるかに複雑なのに、まだ前半といえ論理の破綻も見あたらず、構築のすごさがわ 時間SFの傑作。「ラベンダーの匂いをかぐ奴も、車に乗る奴も、猫が扉を探す奴も」とか(笑)、和彦が言及している作品にも負けない。はるかに複雑なのに、まだ前半といえ論理の破綻も見あたらず、構築のすごさがわかる。時かけ同様、時間SFにはヒロインがいなくちゃね。このような日常の細かい時間の中でのタイムリープこそおもしろいと思う。すぐそこにあるような気がするのに、1秒前の世界にさえ行けないのだから。さてヒロインの翔香は、自分の筆跡なのに記憶にない文章に導かれて、和彦に助けを求めるのだが、謎解きは下巻でのお楽しみ。 …続きを読む
    へくとぱすかる
    2023年12月26日
    105人がナイス!しています

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