もっこすの城 熊本築城始末

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2022年11月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
480
ISBN:
9784041131053
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もっこすの城 熊本築城始末

  • 著者 伊東 潤
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2022年11月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
480
ISBN:
9784041131053

天下無双の名城・熊本城はこうして築かれたーー。極上の築城ロマン!

天正10年、京都本能寺で織田信長が弑された。家臣の木村忠範は、自らが作り上げた安土城を守るため、城を枕に討ち死にを遂げる。残された嫡男の藤九郎は、一家を守るために猛将・加藤清正に仕官した。荒れ狂う菊池川の治水工事、死と隣り合わせの朝鮮出兵……。父の遺した秘伝書を武器に数々の困難をくぐり抜けてきた藤九郎は、ついに築城家としての檜舞台、熊本城築城に挑む。威風堂々、熱涙必至の長編戦国ロマン!

天正10年、京都本能寺で織田信長が弑された。家臣の木村忠範は、自らが作り上げた安土城を守るため、城を枕に討ち死にを遂げる。残された嫡男の藤九郎は、一家を守るために猛将・加藤清正に仕官した。荒れ狂う菊池川の治水工事、死と隣り合わせの朝鮮出兵……。父の遺した秘伝書を武器に数々の困難をくぐり抜けてきた藤九郎は、ついに築城家としての檜舞台、熊本城築城に挑む。威風堂々、熱涙必至の長編戦国ロマン!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

プロローグ
第一章 蛇目紋の家
第二章 反骨の地
第三章 日之本一之城取
第四章 天下静謐

解説 千田嘉博

『伊東潤が徹底解析!「織田信長」名古屋史跡めぐり』日帰りバスツアー申込受付中!(2/25実施予定)

伊東潤さんと共に織田信長ゆかりの地を巡る、愛知県内日帰りバスツアーを開催します!(お申し込みは画像をクリック)

実施日:2023年2月25日(土) 8:30 名古屋駅集合(日帰り旅行)

行き先は、信長公の天下取りの出発点である「清洲城」や、桶狭間出陣の折に必勝祈願を行い見事大勝したといわれる「熱田神宮」ほか、信長を語るには外せないスポットをセレクト。

バス移動も伊東さんと一緒のため、歴史トークや皆さまからの質問にお答えする時間も予定しています。ここでしか聞けないディープなお話が盛りだくさん!

伊東さんファン、信長好き、歴史好き、武将好きにはたまらないこちらのツアー。是非奮ってお申し込みください!

「もっこすの城 熊本築城始末」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 天下の名城、熊本城を設計し、築城の責任者となった、「城取り」木村藤九郎の物語。安土城を設計した父、木村次郎左衛門の教えと父の残した秘伝書によって、自らも城取りを目指した藤九郎は、秀吉によって、27歳で、 天下の名城、熊本城を設計し、築城の責任者となった、「城取り」木村藤九郎の物語。安土城を設計した父、木村次郎左衛門の教えと父の残した秘伝書によって、自らも城取りを目指した藤九郎は、秀吉によって、27歳で、肥後十九万五千石の藩主に任じられた加藤清正に仕官し、熊本へ。菊池川の治水工事、田原山の砦の建設で名を挙げ、秀吉の朝鮮出兵の足掛かりとなる名護屋城の築城に参画、そして、朝鮮出兵で、死線を潜り抜けながら、朝鮮にいくつもの城を築いた後、いよいよ熊本城の築城へ。時間的制約の中で考案された、熊本城の工夫が素晴らしい。 …続きを読む
    いたろう
    2024年08月24日
    56人がナイス!しています
  • 熊本城築城をメインとした物語を期待していたけど違った。朝鮮出兵あたりで失速。 熊本城築城をメインとした物語を期待していたけど違った。朝鮮出兵あたりで失速。
    のびすけ
    2024年08月24日
    20人がナイス!しています
  • 今日まで名城としてお馴染みの、熊本城築城に関わった城取り・木村藤九郎の一代記。安土城とともに運命を共にした父、新天地の隈本での加藤清正や仕事仲間たちとの出会い、異国の地での築城、そして弟・藤十郎と弟子 今日まで名城としてお馴染みの、熊本城築城に関わった城取り・木村藤九郎の一代記。安土城とともに運命を共にした父、新天地の隈本での加藤清正や仕事仲間たちとの出会い、異国の地での築城、そして弟・藤十郎と弟子(妻の弟)の又四郎の成長などなど途中泣きそうになりつつ、読了。単行本で読了ずみだったけど、千田先生の解説目当てで読みました。先生のお城への愛溢るる解説でした。 …続きを読む
    2024年06月29日
    4人がナイス!しています

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