緑の我が家 Home,Green Home

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2022年10月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041127506
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緑の我が家 Home,Green Home

  • 著者 小野 不由美
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2022年10月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041127506

ラストまで一気読みの本格ホラー&ミステリー。原点にして最高傑作

その路地にさしかかったとたん、ひどく嫌な気分がした。
どういうこともない書店街の一郭。一見見落としそうな路地の突き当りに緑の扉、ハイツ・グリーンホームはあった。
父親の再婚を機に、高校生の荒川浩志はひとり暮らしをすることになった。ハイツ・グリーンホーム、九号室──それは、近隣でも有名な幽霊アパートだった。引っ越した当日、からっぽのはずの郵便受けには、小さい丸い白いものがひとつ、入っていた。プラプラした手触りの、人形の首だった――。「出ていったほうがいいよ」不愉快な隣人の言葉の真意は? 幽霊を信じない浩志ですら感じる「ひどく嫌な気分」の正体とは? 小野不由美の家ホラーの原点とも言える本格ホラー&ミステリー小説。
その路地にさしかかったとたん、ひどく嫌な気分がした。
どういうこともない書店街の一郭。一見見落としそうな路地の突き当りに緑の扉、ハイツ・グリーンホームはあった。
父親の再婚を機に、高校生の荒川浩志はひとり暮らしをすることになった。ハイツ・グリーンホーム、九号室──それは、近隣でも有名な幽霊アパートだった。引っ越した当日、からっぽのはずの郵便受けには、小さい丸い白いものがひとつ、入っていた。プラプラした手触りの、人形の首だった――。「出ていったほうがいいよ」不愉快な隣人の言葉の真意は? 幽霊を信じない浩志ですら感じる「ひどく嫌な気分」の正体とは? 小野不由美の家ホラーの原点とも言える本格ホラー&ミステリー小説。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

目次
第一章 ハイツ・グリーンホーム
第二章 予感
第三章 足音
第四章 蘇生
第五章 まつり
第六章 緑の扉
第七章 死者には死者の夢
第八章 緑の我が家
解説 杉江松恋

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「緑の我が家 Home,Green Home」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 小野不由美先生はやっぱりすげぇ。こんな怖いというか、不気味な話を、なんでこんな切ないラストに持っていけるのだろうか。凄まじくて、読み終わった後は感嘆しかなかった。しかもこれが初期の先品の改版って言うん 小野不由美先生はやっぱりすげぇ。こんな怖いというか、不気味な話を、なんでこんな切ないラストに持っていけるのだろうか。凄まじくて、読み終わった後は感嘆しかなかった。しかもこれが初期の先品の改版って言うんだから、どんだけ素養があるのよ。天才ってこういうことか?って改めて感じた。この本はラスト直前までホラーなので、万人にオススメできる作品ではないのですが、もしホラーが読めるのであれば、このラストの素晴らしさを味わうだけでも読んで損はないかと思います。いやぁ、マジで凄まじいわ。それしか感想が出てこない俺の語彙力… …続きを読む
    ミュポトワ@猫mode
    2022年12月01日
    202人がナイス!しています
  • 1990年11月朝日ソノラマ刊行のパンプキン文庫グリーンホームの亡霊たちを改題加筆修正し2015年8月講談社X文庫ホワイトハート版緑の我が家刊行。更に加筆修正し、2022年10月角川文庫化。怖くて優しいという紹介の通り 1990年11月朝日ソノラマ刊行のパンプキン文庫グリーンホームの亡霊たちを改題加筆修正し2015年8月講談社X文庫ホワイトハート版緑の我が家刊行。更に加筆修正し、2022年10月角川文庫化。怖くて優しいという紹介の通りの話で、消えた記憶を取り戻すミステリアスな展開と不気味な事件が織りなす世界はドキドキ感いっぱいでした。主人公が高校生というのも展開に説得力があります。良くできたホラーです。 …続きを読む
    ひさか
    2023年06月19日
    151人がナイス!しています
  • 絶大な信頼を寄せる作家の1人である小野不由美。しかしティーン向けの作品はライトすぎて^^;というのは事実である。今作もおそらくティーン向けなのだろうが十分楽しめた。ホラーで角川なのに角川ホラー文庫ではなく 絶大な信頼を寄せる作家の1人である小野不由美。しかしティーン向けの作品はライトすぎて^^;というのは事実である。今作もおそらくティーン向けなのだろうが十分楽しめた。ホラーで角川なのに角川ホラー文庫ではなく違和感というか不思議感があったのだが なるほど。ホラーだけでは終わらせない筆力と、30年以上前の作品だが色褪せない所は流石である。 どちらかというと不気味さが強くそこまで怖すぎないので夏のホラーにオススメしたい。 …続きを読む
    ミステリにゃん
    2023年07月13日
    138人がナイス!しています

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