探偵はぼっちじゃない

探偵はぼっちじゃない

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2022年07月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784041127476
label

探偵はぼっちじゃない

  • 著者 坪田 侑也
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2022年07月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784041127476

君が書いた小説が 誰かを救うんだ。新世代の青春ミステリ!

緑川光毅は中学3年生。受験のストレスから逃れようと家の周りをぶらついていると突然、同級生と名乗る不思議な少年に、一緒に推理小説を書こうと誘われる。一方、緑川が通う中学の新任教師・原口は、自殺サイトに自校の生徒と思わしき人物が出入りしていることを知る……。生徒と教師、それぞれの屈託多き日々が交わったときに明かされる真実とは。執筆当時15歳、新たなる才能が描く、瑞々しくも企みに満ちた青春ミステリ!
第21回ボイルドエッグズ新人賞受賞作。
緑川光毅は中学3年生。受験のストレスから逃れようと家の周りをぶらついていると突然、同級生と名乗る不思議な少年に、一緒に推理小説を書こうと誘われる。一方、緑川が通う中学の新任教師・原口は、自殺サイトに自校の生徒と思わしき人物が出入りしていることを知る……。生徒と教師、それぞれの屈託多き日々が交わったときに明かされる真実とは。執筆当時15歳、新たなる才能が描く、瑞々しくも企みに満ちた青春ミステリ!
第21回ボイルドエッグズ新人賞受賞作。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

探偵はぼっちじゃない
あとがき
解説 瀧井朝世

「探偵はぼっちじゃない」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 理事長の息子という立場を持て持て余し、よき教師であろうと奮闘する新任教師の原口。受験生として鬱屈とした日々を送る中学3年生の緑川光毅。二人の視点から進む青春ミステリ。最初はやる気のない教師にしか見えな 理事長の息子という立場を持て持て余し、よき教師であろうと奮闘する新任教師の原口。受験生として鬱屈とした日々を送る中学3年生の緑川光毅。二人の視点から進む青春ミステリ。最初はやる気のない教師にしか見えなかった同僚・石坂の意外な姿を知る原口。一方で未来に希望を感じられず、ぼっちにならないように意識している光毅と同級生の星野の出会い、それに光毅が書いた作中作も絡めながら進む展開が、自殺サイトに自校の生徒がいることをきっかけに繋がっていって、積み重ねた伏線を回収していく先にあった意外な結末がなかなか良かったです。 …続きを読む
    よっち
    2022年08月05日
    33人がナイス!しています
  • 受験、友人や親との関係等、学校という世界で『ぼっち』にならないように空気を読むことに疲れた中学生達の青春ミステリ。 作者が執筆当時中学3年生だった為か、『ぼっち』に対する恐怖。教師や親に対する不信感や 受験、友人や親との関係等、学校という世界で『ぼっち』にならないように空気を読むことに疲れた中学生達の青春ミステリ。 作者が執筆当時中学3年生だった為か、『ぼっち』に対する恐怖。教師や親に対する不信感や嫌悪感による怒り・反発。将来に対する不安や悩み。焦りに葛藤。 といった中学生が抱えている独特な心情がリアルに描かれている。 読みながら、自分自身の中学時代を思い出された。 もし、悩み苦しんでいる学生がいるのであれば、そっとこの作品を渡してあげたい。 何故ならば大人の言葉より、刺さると思う。 …続きを読む
    はるまげどん
    2023年02月22日
    21人がナイス!しています
  • 凄く好き。陽キャグループに所属し、両親の圧力に辟易していた緑川が、初めて自分を曝け出せる友達に出会い小説を書き始める。一方で学校の教師であり、経営者の息子でもある原口は、石坂と共に自殺サイトで見つけた 凄く好き。陽キャグループに所属し、両親の圧力に辟易していた緑川が、初めて自分を曝け出せる友達に出会い小説を書き始める。一方で学校の教師であり、経営者の息子でもある原口は、石坂と共に自殺サイトで見つけた自校の生徒の行方を追う。子供の葛藤や大人の苦悩。年齢は違えども、その苦しみややるせなさが溢れる視点の中で、最後は一つに収束していく。青春小説と思いきや、ちゃんとミステリ要素もあって楽しめる。最後のシーンで感動して、胸がいっぱいになった。 …続きを読む
    2023年02月15日
    17人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品