見立て日本

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2022年09月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
496
ISBN:
9784044007126
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見立て日本

  • 著者 松岡 正剛
  • 写真 太田 真三
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2022年09月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
496
ISBN:
9784044007126

現代の風景に日本文化の面影を色濃く焼きつける、セイゴオ流の「見立て」技

「氏神」「供養」「借景」「鬼」「地震」「菊の国」「うらない まじない」――現代日本の様相を鋭く切り取った写真から日本的なキーワードを連想し、文化論、社会論にまで鮮やかに展開。松岡正剛の文章と太田真三の写真が重なりあって多重露光の彩りを生み出す、新たな日本文化論。ふとした風景に日本文化の面影を色濃く焼きつけるセイゴオ流の「見立て」技、オールカラーで初書籍化。(本書は2011~13年の週刊ポストでの連載「百辞百物百景 コンセプトジャパン100」の記事に20の書き下ろし項目を追加し、コロナ禍の現在にまで大幅にアップデートしたものです。) 「氏神」「供養」「借景」「鬼」「地震」「菊の国」「うらない まじない」――現代日本の様相を鋭く切り取った写真から日本的なキーワードを連想し、文化論、社会論にまで鮮やかに展開。松岡正剛の文章と太田真三の写真が重なりあって多重露光の彩りを生み出す、新たな日本文化論。ふとした風景に日本文化の面影を色濃く焼きつけるセイゴオ流の「見立て」技、オールカラーで初書籍化。(本書は2011~13年の週刊ポストでの連載「百辞百物百景 コンセプトジャパン100」の記事に20の書き下ろし項目を追加し、コロナ禍の現在にまで大幅にアップデートしたものです。)

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

氏神/判じる/寸志/不思議綺麗/司/三猿/滴/俥/供養/水分/犬公方/名残/案山子/罰/産霊/文庫/無盡/借景/時分/袴/蔬菜/吹寄せ/鐸/葺く/化粧/番/行衣/寄/棟梁/能力/門付/霊山/冬ざるる/あわせ/籤と運/市場/客神/道行/ちぎり/干物/鬼/地震/波璃/囲炉裏/結界/見世/天狗/つれづれ/曲舞/ちらちら/将来/お墓/橋と柳/苗代/節供/両替/一服/水引/うだつ/競/喪・殯/唐獅子/空蝉/面/まねき/簾/女文字/縁起かつぎ/鎮守/因果/月夜見/イノリミノリ/衆道/紅葉/依代 招代/形代/祝詞/のれん/菊の国/玉/サムライ/異人さん/花子/鉤/白鳥伝説/日輪/希う/包丁道/大根文化/枡/絡繰/冷えさび/育む/島育ち/マカラ伝説/梅に鴬/ツボ/大仏/纏う/物実/擬/村立て/松羽目/苔のむすまで/うらないまじない/鯉口/紅/甍/瀬戸際/不吉/樵/田の神/つゆ/大黒さん/はきもの/厄/お茶/母国を偲ぶ/おたふく/面影
あとがき

「見立て日本」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 松岡正剛さんの千夜千冊は愛読書だったんですが、先日その松岡さんがお亡くなりになったので、追悼兼ねて購入。週刊ポストにこの連載は異質やろなー。めっちゃ日本語の勉強になります。いくつか挙げると、野菜は野菜 松岡正剛さんの千夜千冊は愛読書だったんですが、先日その松岡さんがお亡くなりになったので、追悼兼ねて購入。週刊ポストにこの連載は異質やろなー。めっちゃ日本語の勉強になります。いくつか挙げると、野菜は野菜の食用で畑で栽培するのは蔬菜。庭には神庭と斎庭と市庭がある。お茶用語 茶目っ気、茶化す、お茶をひく、お茶を濁す、茶の間。壺とツボにハマるとマッサージのツボ。粋な黒塀見越しの松って、どこの松?などなど。こういうのご興味ある人は是非〜 …続きを読む
    karutaroton
    2024年10月17日
    10人がナイス!しています
  • 一通り通して読んだが、気ままにページをめくるのが合うと思う本。 一通り通して読んだが、気ままにページをめくるのが合うと思う本。
    Tenouji
    2023年02月02日
    7人がナイス!しています
  • 2011年6月から2年間週刊ポストに連載された「百辞百物百景コンセプト・ジャパン100」の文庫化。写真家と編集工学者の見立て合戦の様相に。日常化した風景には由来があり名前がある。いつしか忘れられていく定めにあ 2011年6月から2年間週刊ポストに連載された「百辞百物百景コンセプト・ジャパン100」の文庫化。写真家と編集工学者の見立て合戦の様相に。日常化した風景には由来があり名前がある。いつしか忘れられていく定めにあるが立ち止まって評定してみる。方法日本の最大の特色は「アワセ・キソイ・ソロエ」にある。水分みくまり、産霊むすび、文庫ふみぐら、無盡むじん、蔬菜そさい、鐸さなぎ、化粧けわい、行衣ほかい、客神まれびと、地震なゐ、甍いらか等々ぱっと見で読めない語もあり飽きない。著者は俳諧に倣う、芭蕉の方法に肖ることにした。 …続きを読む
    エジー@中小企業診断士
    2024年04月09日
    3人がナイス!しています

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