僕らには僕らの言葉がある

僕らには僕らの言葉がある

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

一部誤りがございました

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2022年11月30日
判型:
A5判
商品形態:
コミック
ページ数:
224
ISBN:
9784046058003

僕らには僕らの言葉がある

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2022年11月30日
判型:
A5判
商品形態:
コミック
ページ数:
224
ISBN:
9784046058003

“ろう”のピッチャー真白と“聴“のキャッチャー・野中をめぐる青春物語!

“ろう”のピッチャー・相澤真白と“聴”のキャッチャー・野中宏晃。音のない世界と音のある世界を超えてお互いに近づいてゆく男子高校生バッテリーの青春ストーリー! 高校の入学式で、初の「インテグレーション生」として入学し、壇上から手話で挨拶する真白。野中は、野球だけが目当ての自分には関係ないと聞き流し、配られた指文字の表も丸めてポケットに入れてしまう。だが放課後、真白は野球部にピッチャー希望の新入生として、野中の前にふたたび現れた。バッテリーを組まされたものの、「こんなやつ いるだけ邪魔だ」と野中は思う。しかし、真白が自分にまっすぐ放った球を受けて野中の口から出た言葉は「ナイスボール…」。二人のストーリーが、始まった。 “ろう”のピッチャー・相澤真白と“聴”のキャッチャー・野中宏晃。音のない世界と音のある世界を超えてお互いに近づいてゆく男子高校生バッテリーの青春ストーリー! 高校の入学式で、初の「インテグレーション生」として入学し、壇上から手話で挨拶する真白。野中は、野球だけが目当ての自分には関係ないと聞き流し、配られた指文字の表も丸めてポケットに入れてしまう。だが放課後、真白は野球部にピッチャー希望の新入生として、野中の前にふたたび現れた。バッテリーを組まされたものの、「こんなやつ いるだけ邪魔だ」と野中は思う。しかし、真白が自分にまっすぐ放った球を受けて野中の口から出た言葉は「ナイスボール…」。二人のストーリーが、始まった。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「僕らには僕らの言葉がある」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 漫画。強豪校の受験に落ち軟式野球出身の同級生を下に見ていた捕手の野中は、入学式でインテグレーション生として入学した「ろう者」の相澤真白(あいざわましろ)と出会う。「障害者枠」で哀れな奴と思った野中だった 漫画。強豪校の受験に落ち軟式野球出身の同級生を下に見ていた捕手の野中は、入学式でインテグレーション生として入学した「ろう者」の相澤真白(あいざわましろ)と出会う。「障害者枠」で哀れな奴と思った野中だったが、相澤の投球をうけて驚く。優秀な捕手としてサインを覚えるのが得意な野中は指文字を覚え、相澤とバッテリーを組む。相澤も大好きな野球をできることに加え、「言葉」を受け取ってもらえたことに感激する▽2022年11月。爽やか。学校図書館に入れました。 …続きを読む
    ☆よいこ
    2023年11月17日
    74人がナイス!しています
  • 甲子園が始まりましたね。普通校にインテグレーション枠で入学した聾者の投手志望の野球少年。彼の球を受けてみたいと思った聴者の捕手。お互いがお互いの見える世界を変えていくもう一つの高校野球の物語。君と僕( 甲子園が始まりましたね。普通校にインテグレーション枠で入学した聾者の投手志望の野球少年。彼の球を受けてみたいと思った聴者の捕手。お互いがお互いの見える世界を変えていくもう一つの高校野球の物語。君と僕(あなたとわたしでも良い。とにかく誰かと自分)が「僕ら(私たち)」と呼べるようなお互いをもう少し知って一緒に何かをやったら楽しいかも~な関係になりたいなと思った時、「君の言葉」と「僕の言葉」が違っていたとしてもそれを乗り越えて「僕らの言葉」を創り出す手立てはきっと見つかる。大人が見ているバリアって幻みたいだね。 …続きを読む
    がらくたどん
    2023年08月06日
    59人がナイス!しています
  • こんなこと認めたくないしすごく悔しいけど、世の中的には「健常者はエライ」っていう考え方があるんだと思う。ノナと真白の関係には“かわいそう”とか“助けてあげなきゃ”とかくだらない感情は一切なくて、仲良くなり こんなこと認めたくないしすごく悔しいけど、世の中的には「健常者はエライ」っていう考え方があるんだと思う。ノナと真白の関係には“かわいそう”とか“助けてあげなきゃ”とかくだらない感情は一切なくて、仲良くなりたいただそれだけ。自分のために手話も勉強するし、発声で名前を呼ぶことにもチャレンジする。相手のために何かをする、それは一見とても美しいことだけど「施し」と同じことなのかもな。だから二人の関係はとても清々しいし、読んでいて学びがあるんだ。そもそも耳が聴こえない事はそんなに特別な事なのか。真白が選んだように→ …続きを読む
    東谷くまみ
    2023年05月07日
    45人がナイス!しています

powered by 読書メーター

一部誤りがございました

この著者の商品

最近チェックした商品