千夜千冊エディション 電子の社会

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2022年04月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
448
ISBN:
9784044007034
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千夜千冊エディション 電子の社会

  • 著者 松岡 正剛
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2022年04月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
448
ISBN:
9784044007034

電子の海に揺蕩う社会

早くからオンラインの編集学校を創立し、編集力を「デジタル」に載せてきた松岡正剛による渾身のデジタル論。コンピュータの黎明期からはじまり、インターネット、ビッグデータ、人工知能、サイボーグ、経済、思想、倫理、そして未来像まで。ますます高度情報化する社会の様相を、著者独自の視点で分析する。 早くからオンラインの編集学校を創立し、編集力を「デジタル」に載せてきた松岡正剛による渾身のデジタル論。コンピュータの黎明期からはじまり、インターネット、ビッグデータ、人工知能、サイボーグ、経済、思想、倫理、そして未来像まで。ますます高度情報化する社会の様相を、著者独自の視点で分析する。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一章 デジタルただいま準備中
 新戸雅章 『バベッジのコンピュータ』/フリードリヒ・キットラー 『グラモフォン・フィルム・タイプライター』/ポール・レヴィンソン 『デジタル・マクルーハン』/ハーバート・A・サイモン 『システムの科学』/ジェームズ・カッツマーク・オークス編 『絶え間なき交信の時代』/ドン・タプスコット 『デジタルチルドレン』/土屋大洋 『ネット・ポリティックス』/小川晃通 『アカマイ』/坂内正夫監修 『ビッグデータを開拓せよ』
第二章 サイボーグ化する
 ノーバート・ウィーナー 『サイバネティックス』/トマス・リッド 『サイバネティクス全史』/ジェームズ・サクラ・アルバス 『ロボティクス』/ロドニー・ブルックス 『ブルックスの知能ロボット論』/ダナ・ハラウェイ 『猿と女とサイボーグ』/アンディ・クラーク 『生まれながらのサイボーグ』/石黒浩 『アンドロイドサイエンス』
第三章 インターネット全盛
 アレクサンダー・R・ギャロウェイ 『プロトコル』/ドミニク・チェン 『インターネットを生命化する プロクロニズムの思想と実践』/ローレンス・レッシグ 『コモンズ』/ヤコブ・ニールセン 『ウェブ・ユーザビリティ』/ダン・ギルモア 『ブログ』/森健 『グーグル・アマゾン化する社会』/マイケル・ファーティック+デビッド・トンプソン『勝手に選別される世界』/エリック・スティーブン・レイモンド 『伽藍とバザール』/武田隆 『ソーシャルメディア進化論』
第四章 文明/電子機関/人工知能
 池田純一 『ウェブ文明論』/ジャロン・ラニアー 『人間はガジェットではない』/松尾豊 『人工知能は人間を超えるか』/ジェイムズ・バラット 『人工知能』/ダニエル・コーエン 『ホモ・デジタリスの時代』
追伸 デジタル世界観は、まだ提案されていない

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「千夜千冊エディション 電子の社会」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 松岡さんの千夜千冊文庫版も20冊を超えて出版され続けています。私は一応すべてに目を通していますが、今回は電子の社会ということで今の社会を予想させる昔に出版された本などがかなりあります。私も読んだ本がこの 松岡さんの千夜千冊文庫版も20冊を超えて出版され続けています。私は一応すべてに目を通していますが、今回は電子の社会ということで今の社会を予想させる昔に出版された本などがかなりあります。私も読んだ本がこの分野でも多いのですがかぶっている本は数冊です。H.A.サイモン、ノーバート・ウィーナー、武田隆、松尾豊などです。いつもながらですが本当に読みこんでいる感じがする作品論です。 …続きを読む
    KAZOO
    2022年05月24日
    73人がナイス!しています
  • ウィーナーの『サイバネティックス』に入る前の準備として読んでみようと思い、当然該当箇所も面白かったのですが、グーグルの話や、人工知能、ロボット制作の話など、他にもいろいろとつまんでみたいなあと思うとこ ウィーナーの『サイバネティックス』に入る前の準備として読んでみようと思い、当然該当箇所も面白かったのですが、グーグルの話や、人工知能、ロボット制作の話など、他にもいろいろとつまんでみたいなあと思うところがあって、楽しかったです。 …続きを読む
    yutaro sata
    2023年01月30日
    28人がナイス!しています
  • 付箋貼ったところの一部/生物的リソースと非生物的リソースはどこかでとっくにまじってきたのだった。これは、もともとわれわれがダブターリング(嵌入接合)を好んできたということをあらわしていた/人間は進化の過程 付箋貼ったところの一部/生物的リソースと非生物的リソースはどこかでとっくにまじってきたのだった。これは、もともとわれわれがダブターリング(嵌入接合)を好んできたということをあらわしていた/人間は進化の過程でなるべくすばやい決断が役立つように、同じ思考の近道を繰り返すようになった。それゆえしばしば非合理的な行動をとる。これを可用性バイアスという …続きを読む
    karutaroton
    2022年06月26日
    9人がナイス!しています

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