歩く亡者 怪民研に於ける記録と推理

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年06月06日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
328
ISBN:
9784041124123

歩く亡者 怪民研に於ける記録と推理

  • 著者 三津田 信三
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年06月06日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
328
ISBN:
9784041124123

亡者は海より這い上がり、首無女が迫り来る――。

瀬戸内にある波鳥町。その町にある、かつて亡者道と呼ばれた海沿いの道では、日の暮れかけた逢魔が時に、ふらふらと歩く亡者が目撃されたという。かつて体験した「亡者」についての忌まわしい出来事について話すため、大学生の瞳星愛は、刀城言耶という作家が講師を務める「怪異民俗学研究室」、通称「怪民研」を訪ねた。言耶は不在で、留守を任されている天弓馬人という若い作家にその話をすることに。こんな研究室に在籍していながらとても怖がりな馬人は、怪異譚を怪異譚のまま放置できず、現実的ないくつもの解釈を提示する。あの日、愛が遭遇したものはいったい何だったのか――(「第一話 歩く亡者」)。ホラー×ミステリの名手による戦慄の新シリーズ始動! 瀬戸内にある波鳥町。その町にある、かつて亡者道と呼ばれた海沿いの道では、日の暮れかけた逢魔が時に、ふらふらと歩く亡者が目撃されたという。かつて体験した「亡者」についての忌まわしい出来事について話すため、大学生の瞳星愛は、刀城言耶という作家が講師を務める「怪異民俗学研究室」、通称「怪民研」を訪ねた。言耶は不在で、留守を任されている天弓馬人という若い作家にその話をすることに。こんな研究室に在籍していながらとても怖がりな馬人は、怪異譚を怪異譚のまま放置できず、現実的ないくつもの解釈を提示する。あの日、愛が遭遇したものはいったい何だったのか――(「第一話 歩く亡者」)。ホラー×ミステリの名手による戦慄の新シリーズ始動!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一話 歩く亡者
第二話 近寄る首無女
第三話 腹を裂く狐鬼と縮む蟇家
第四話 目貼りされる座敷婆
第五話 佇む口食女

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「歩く亡者 怪民研に於ける記録と推理」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 三津田 信三は、新作中心に読んでいる作家です。今回は刀城言耶シリーズかと思いきや、新シリーズが始動しました。連作短編集、オススメは、『腹を裂く狐鬼と縮む蟇家』&『佇む口食女』です。 https://www.kadokawa 三津田 信三は、新作中心に読んでいる作家です。今回は刀城言耶シリーズかと思いきや、新シリーズが始動しました。連作短編集、オススメは、『腹を裂く狐鬼と縮む蟇家』&『佇む口食女』です。 https://www.kadokawa.co.jp/product/322111001161/ …続きを読む
    starbro
    2023年09月06日
    214人がナイス!しています
  • 怖さと明るさの一冊。刀城言耶不在の「怪民研」が舞台の短編集は怖さと明るさが程よく同居するような読み心地。おばけなんてないさ、おばけなんてうそさ♪怖がりなゆえ、時には飛躍し過ぎと言われようとも何が何でも 怖さと明るさの一冊。刀城言耶不在の「怪民研」が舞台の短編集は怖さと明るさが程よく同居するような読み心地。おばけなんてないさ、おばけなんてうそさ♪怖がりなゆえ、時には飛躍し過ぎと言われようとも何が何でも腑に落ちる方向で片付けようとする天弓馬人。彼の考察にはなるほど感と納得感も多々あり。「腹を裂く狐鬼と縮む蟇家」これはラストに提示された推理に度肝を抜くほど。想像したくない。毎回、瞳星愛との掛け合いで暗い部屋に電気がパッと点くような明るさがまた面白かった。良いコンビかもと思ったら、あらあら、そういうことなのね! …続きを読む
    ちょろこ
    2023年08月07日
    132人がナイス!しています
  • 三津田さんの刀城シリーズのひとつで連作短編集となっていますが肝心の主人公は出てきません。その弟子のような人物と幼いころに稀有な体験をした女子学生が中心となっている話です。5つの短編ですがそれぞれが趣向 三津田さんの刀城シリーズのひとつで連作短編集となっていますが肝心の主人公は出てきません。その弟子のような人物と幼いころに稀有な体験をした女子学生が中心となっている話です。5つの短編ですがそれぞれが趣向を凝らされていて楽しめるものでした。いつもながら地名と登場人物の名前はありえないような固有名詞となっていてこれが印象に残ります。 …続きを読む
    KAZOO
    2023年09月28日
    123人がナイス!しています

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