- 著者 岩木 一麻
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2022年03月24日
- 判型:
- 四六変形判
- ページ数:
- 328
- ISBN:
- 9784041123294
テウトの創薬
- 著者 岩木 一麻
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2022年03月24日
- 判型:
- 四六変形判
- ページ数:
- 328
- ISBN:
- 9784041123294
地方発、世界行き! ホットな創薬業界の開発競争を描くエンタメ企業小説!
世界の新薬の6割を生みだす、創薬ベンチャ―の知られざる世界!
カイコを利用する新技術でバイオ医薬品の生産を目指すトトバイオサイエンスの研究開発部長の進藤颯太郎は、工場で起きた事件をきっかけに同社の科学顧問で上州大学医学部教授でもある加賀義武の本性を知る。事件後、加賀と袂を分かったトトバイオと進藤は、新たな科学顧問探しと新薬開発を進めるが、加賀の妨害工作でトトバイオの株価は下落する。さらに帝央製薬と手を組んだ加賀の狙いは――。
研究の理想とベンチャー企業の綱渡り経営の現実がせめぎ合う、リアル創薬業界物語!
カイコを利用する新技術でバイオ医薬品の生産を目指すトトバイオサイエンスの研究開発部長の進藤颯太郎は、工場で起きた事件をきっかけに同社の科学顧問で上州大学医学部教授でもある加賀義武の本性を知る。事件後、加賀と袂を分かったトトバイオと進藤は、新たな科学顧問探しと新薬開発を進めるが、加賀の妨害工作でトトバイオの株価は下落する。さらに帝央製薬と手を組んだ加賀の狙いは――。
研究の理想とベンチャー企業の綱渡り経営の現実がせめぎ合う、リアル創薬業界物語!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「テウトの創薬」感想・レビュー
-
バイオベンチャー企業のトトバイオでは、カイコを用いた抗体医薬品の生産を目指す。実現すれば、低コストでの抗体医薬品の製造が可能になるが、昆虫由来の医薬品製造の前例がないため、承認審査がなかなか通らない。 …続きを読む2022年06月29日72人がナイス!しています
-
カイコを利用した新しい薬作りを目指すベンチャー企業の「トトバイオ」。科学顧問の加賀教授の悪魔のような妨害工作と株価操作。難病を治療するための新薬作りがストーリーの軸ではなく、製薬会社の内部の話や資金調 …続きを読む2023年07月20日67人がナイス!しています
-
本当に欲しいものを世に生み出してくれる。ということは、同時にどこかの誰かが希望を受け取っているということなのだろう。事件もそこに渦巻く複雑な事情も面白く、おまけに終盤にきての斬新な告白に「本物の優しさ …続きを読む2022年04月29日66人がナイス!しています