分光器 伊図透作品集

分光器 伊図透作品集

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2022年02月12日
判型:
B6判
商品形態:
コミック
ページ数:
290
ISBN:
9784047369108
label

分光器 伊図透作品集

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2022年02月12日
判型:
B6判
商品形態:
コミック
ページ数:
290
ISBN:
9784047369108

『銃座のウルナ』で大きな注目を浴びる伊図透、最新にして最先端の短編集。

ハートウォーミングな青春譜から痛切な復讐譚、そして圧巻の発想力で描き出すSFまで、社会からはぐれた者たちの孤独とイノセンスを描写しつづける鬼才が鋭角に“分解”する、鈍色(にびいろ)のプリズム、五色の物語集。

「紛れもなく本年(2019年)屈指の傑作」(中条省平のマンガ時評 朝日新聞)など圧倒的賞賛を受けた『銃座のウルナ』(第21回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞)の伊図透が、奇妙な年となった2021年に、月刊コミックビームで発表した短篇連載「伊図透のスペクトル」、ボリューム感たっぷりに切望の単行本化。
長篇『エイス』の外伝や「靴ひもを結べ!」シリーズ最新作を含む、苦い抒情と甘い痛みに満ちた、真に独創的な、全5話。
ハートウォーミングな青春譜から痛切な復讐譚、そして圧巻の発想力で描き出すSFまで、社会からはぐれた者たちの孤独とイノセンスを描写しつづける鬼才が鋭角に“分解”する、鈍色(にびいろ)のプリズム、五色の物語集。

「紛れもなく本年(2019年)屈指の傑作」(中条省平のマンガ時評 朝日新聞)など圧倒的賞賛を受けた『銃座のウルナ』(第21回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞)の伊図透が、奇妙な年となった2021年に、月刊コミックビームで発表した短篇連載「伊図透のスペクトル」、ボリューム感たっぷりに切望の単行本化。
長篇『エイス』の外伝や「靴ひもを結べ!」シリーズ最新作を含む、苦い抒情と甘い痛みに満ちた、真に独創的な、全5話。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

同じシリーズの作品

「分光器 伊図透作品集」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 続けて短編映画を観ているような気分になる。「エイス」:「この影にうっすらと見える青み――青みがかっているのは空が青いからだ――と、もし十人から言われたら人はそうかも知れないって思うかも。そういう青みの出元 続けて短編映画を観ているような気分になる。「エイス」:「この影にうっすらと見える青み――青みがかっているのは空が青いからだ――と、もし十人から言われたら人はそうかも知れないって思うかも。そういう青みの出元に対する解釈の数ぶん宗派が発生する。それぞれが互いを洗脳だと言い合い、ある宗派は科学さえも洗脳あつかいする。でもむしろ今必要なのは緑と青と紫の間に迷わず素早く線を引くこと」、西洋的な思考だ。でも、東洋人の満父娘はそれに抗う。「靴ひもを結べ」:透明のゴム長。安物であっても、透明のものって魅かれる。 …続きを読む
    かっぱ
    2022年02月23日
    40人がナイス!しています
  • コロナ禍で描かれた伊図透作品集。そもそも分断は、伊図透の作品に共通して登場するモチーフだ。青春譜から復讐譚、イマジネーションが炸裂するSFだろうが、そこには世界を分ける線が引かれ、壁が立ち塞がっている コロナ禍で描かれた伊図透作品集。そもそも分断は、伊図透の作品に共通して登場するモチーフだ。青春譜から復讐譚、イマジネーションが炸裂するSFだろうが、そこには世界を分ける線が引かれ、壁が立ち塞がっている。その線に、壁に、苛立ち、戸惑い、諦め、挑む人々が、時に飄々と、時に熱く描かれている。伊図の漫画には、未来を、異世界を舞台にしていようが、そこに懐かしさが存在している。それは忘れてしまった何かを、伊図が描いているからだ。だから甘さだけではなく、痛みもある。(つづく) …続きを読む
    ぐうぐう
    2022年02月20日
    29人がナイス!しています
  • 鉄道とモノローグの濃さが作者の魅力。 鉄道とモノローグの濃さが作者の魅力。
    Ex libris 毒餃子
    2022年03月02日
    12人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品