君はこの「悪【ボク】」をどう裁くのだろうか?

君はこの「悪【ボク】」をどう裁くのだろうか?

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2022年12月09日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
360
ISBN:
9784049142266
label

君はこの「悪【ボク】」をどう裁くのだろうか?

  • 著者 二丸 修一
  • イラスト champi
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2022年12月09日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
360
ISBN:
9784049142266

親友の誠司に妹を殺された拓真。異世界に転生し、再会した二人は──。

 幼い頃から殺人衝動を持ち、勉強も運動も何でも一番の完璧な高校生、高城誠司。誰とも相容れない彼の前に、初めてライバルとして認められる存在の菅沼拓真が現れる。友情を深める二人だったが、ある日、誠司は拓真に、自殺した妹を殺したのはお前だと問い詰められる。
 その瞬間、気がつくと誠司は魔方陣に吸い込まれ異世界に転生していた。魔法で召喚された先のインストリアル王国で、第一王子デュレルの右腕として誠司は成り上がっていく。一方、誠司と同様に転生した拓真も、軍人として第二王子アシュレイの信頼を得て出世していた。
 異世界で再会した二人は、国を左右する王子たちの皇位争いに巻き込まれながら、拓真の妹の死の真相に近づいてゆくのだが――。
 幼い頃から殺人衝動を持ち、勉強も運動も何でも一番の完璧な高校生、高城誠司。誰とも相容れない彼の前に、初めてライバルとして認められる存在の菅沼拓真が現れる。友情を深める二人だったが、ある日、誠司は拓真に、自殺した妹を殺したのはお前だと問い詰められる。
 その瞬間、気がつくと誠司は魔方陣に吸い込まれ異世界に転生していた。魔法で召喚された先のインストリアル王国で、第一王子デュレルの右腕として誠司は成り上がっていく。一方、誠司と同様に転生した拓真も、軍人として第二王子アシュレイの信頼を得て出世していた。
 異世界で再会した二人は、国を左右する王子たちの皇位争いに巻き込まれながら、拓真の妹の死の真相に近づいてゆくのだが――。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「君はこの「悪【ボク】」をどう裁くのだろうか?」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 幼い頃から殺人衝動を持ち、勉強も運動も一番の完璧な高校生・高城誠司。並び立つ存在で友情を深めながら妹を殺したことを誠司に問い詰める菅沼拓真と異世界召喚されるファンタジー。魔法で召喚された先の王国で、第 幼い頃から殺人衝動を持ち、勉強も運動も一番の完璧な高校生・高城誠司。並び立つ存在で友情を深めながら妹を殺したことを誠司に問い詰める菅沼拓真と異世界召喚されるファンタジー。魔法で召喚された先の王国で、第一王子デュレルの右腕として悪辣な手腕で成り上がる誠司。一方、第二王子アシュレイの下で信頼を得てゆく拓真。相容れない王子二人の因縁、二人の間で揺れるデュレルの娘シンシアという構図の中で誠司と拓真の対決も不可避でしたけど、何とも皮肉な真相と結末はこれしかなかったのか…ここからどこに突き進むのか続きが気になります。 …続きを読む
    よっち
    2022年12月10日
    32人がナイス!しています
  • 幼い頃から殺人衝動を持ち、多彩な才能を誇る高城誠司。そんな誠司に初めてライバルと呼べる菅沼拓真と友情を育んでいたある日、誠司は自殺で死んだ妹を殺しただろと拓真に問い詰められた瞬間、2人共異世界へと召喚 幼い頃から殺人衝動を持ち、多彩な才能を誇る高城誠司。そんな誠司に初めてライバルと呼べる菅沼拓真と友情を育んでいたある日、誠司は自殺で死んだ妹を殺しただろと拓真に問い詰められた瞬間、2人共異世界へと召喚され始まる物語。 誠司は第一王子のデュレルの元で裏の仕事をこなし、拓真は第二王子のアシュレイの元で軍人として頭角を表していく2人。そんな2人が巻き込まれる王位争いの闇と結末と、拓真の妹の死の真実と信念のぶつかり合いの結末はどれも壮絶過ぎましたけど、誠司がこの世界でどう生きていくのか続きが気になります。 …続きを読む
    オセロ
    2022年12月13日
    25人がナイス!しています
  • ★★★★★怖気が走るほど悪辣だが、その一本芯を持つ「悪」の生き様に最後まで浸らせてくれる作品だった。他者が命を散らす際に見せる一際美しく燃え上がる炎に魅せられ、己に巣食う殺人衝動のまま悪を為す青年と、彼と ★★★★★怖気が走るほど悪辣だが、その一本芯を持つ「悪」の生き様に最後まで浸らせてくれる作品だった。他者が命を散らす際に見せる一際美しく燃え上がる炎に魅せられ、己に巣食う殺人衝動のまま悪を為す青年と、彼とは対照的に苛烈な正義をその身に宿す無二の親友であり、彼に最愛の妹を殺された青年との歪んだ友情を描いたピカレスクロマン。3ヶ月連続で4冊出版したうちの最後の最後でとんでもない作品を出してきたなと。互いが互いを何物にも代えがたい相手だと思いながら、最早殺し合うことしかできなくなった関係というのが、最高に歪で、 …続きを読む
    わたー
    2022年12月22日
    18人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品