理想の夫

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2022年01月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784041122198
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理想の夫

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2022年01月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784041122198

宝塚・星組公演「ザ・ジェントル・ライアー」の原作、22年ぶりの復刊!

『理想の夫』は、イギリスの文豪オスカー・ワイルドの傑作戯曲の一つ。日本では、1954年に角川文庫より厨川圭子氏の翻訳で発表。2000年に復刊したが、その後絶版となっていた。2022年2月、宝塚星組と新国立劇場での公演が決定。初版からじつに68年、再び厨川圭子氏の監修を得て、このたびの新装復刊となった。なお、オスカー・ワイルドの四大喜劇のなかで、「理想の夫」は、日本ではじめての舞台化となる。

【あらすじ】 1895年ロンドン。将来有望な政治家ロバートと、その妻ガートルードは、だれもがうらやむ理想の夫婦。そして、ロバートの親友アーサーは、自由気ままな独身貴族で、ガードルードとも昔馴染みの間柄だった。ある日、そんな3人の前に、妖しい魅力のチェヴリー夫人が現れ、紳士淑女たちの「秘密」が露わになっていく――! オスカー・ワイルドのテンポよい展開とウィットに富んだ会話が光る、人間ドラマの傑作。
『理想の夫』は、イギリスの文豪オスカー・ワイルドの傑作戯曲の一つ。日本では、1954年に角川文庫より厨川圭子氏の翻訳で発表。2000年に復刊したが、その後絶版となっていた。2022年2月、宝塚星組と新国立劇場での公演が決定。初版からじつに68年、再び厨川圭子氏の監修を得て、このたびの新装復刊となった。なお、オスカー・ワイルドの四大喜劇のなかで、「理想の夫」は、日本ではじめての舞台化となる。

【あらすじ】 1895年ロンドン。将来有望な政治家ロバートと、その妻ガートルードは、だれもがうらやむ理想の夫婦。そして、ロバートの親友アーサーは、自由気ままな独身貴族で、ガードルードとも昔馴染みの間柄だった。ある日、そんな3人の前に、妖しい魅力のチェヴリー夫人が現れ、紳士淑女たちの「秘密」が露わになっていく――! オスカー・ワイルドのテンポよい展開とウィットに富んだ会話が光る、人間ドラマの傑作。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

目次
主な登場人物
第一幕 クロウヴナ街区(スクエア)にあるロバート・チルターン卿邸の八角形の部屋にて
第二幕 ロバート・チルターン卿邸の居間
第三幕 カーゾン街(ストリート)にあるアーサー・ゴーリング卿邸の書斎
第四幕 再び、ロバート・チルターン卿邸の居間

訳者あとがき

「理想の夫」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 19世紀末のロンドン社交界を舞台としたワイルドの戯曲。前に映画化されていたことを思い出したので、そのキャストを頭に浮かべて読んでみた。主に4人の男女の関係を巡る物語で、配役も悪女など明快で至ってシンプル 19世紀末のロンドン社交界を舞台としたワイルドの戯曲。前に映画化されていたことを思い出したので、そのキャストを頭に浮かべて読んでみた。主に4人の男女の関係を巡る物語で、配役も悪女など明快で至ってシンプルだが、ハラハラさせる展開もあり楽しめた。各人のセリフも読ませる。中でも独身貴族のアーサーは初登場時の描写の通り、人生をもてあそんでいる洒落者であり、加えて実直な態度もさらりと見せるスマートぶりが良い。当時の風潮は現代では古めかしさもあるが、理想の形という表面的なものに囚われないことの意味は今も同じと思った。 …続きを読む
    buchipanda3
    2022年01月27日
    100人がナイス!しています
  • 宝塚で上演されたのを機に読みました。19世紀のイギリス。将来有望な政治家チルターン卿とその妻ガートルード、独身貴族のゴーリング卿、ウィーンからやってきたミステリアスな美女チェヴリー夫人、チルターン卿の妹 宝塚で上演されたのを機に読みました。19世紀のイギリス。将来有望な政治家チルターン卿とその妻ガートルード、独身貴族のゴーリング卿、ウィーンからやってきたミステリアスな美女チェヴリー夫人、チルターン卿の妹メイベルの男2人、女3人の心の機微をおしゃれな会話劇で描いています。チルターン卿を脅迫するチェヴリー夫人は、舞台以上に完全な悪女でした。その分、駆け引きがよりスリリングで面白かったです。またゴーリング卿のガートルードへの思いが無い分、卿の聡明さ優しさもより際立つように思いました。 …続きを読む
    さつき
    2022年02月28日
    67人がナイス!しています
  • 洗練されたセリフや思いがけない取り違えやどんでん返しを純粋に楽しめばいいのであって、内容を云々するのは野暮でしかないのはわかっているが、まるでシェークスピアみたいな終盤のご都合主義はやはり違和感。赦す 洗練されたセリフや思いがけない取り違えやどんでん返しを純粋に楽しめばいいのであって、内容を云々するのは野暮でしかないのはわかっているが、まるでシェークスピアみたいな終盤のご都合主義はやはり違和感。赦すのが女の使命?不完全性も含めて愛する?それでロバートの過去の汚点は帳消しになり、夫婦はよりを戻して元の鞘に収まり、独身を謳歌し結婚を軽蔑していたダンディーもしまいには結婚相手を見つけてめでたしめでたしだなんて、話が出来すぎていないだろうか。ガートルードはあそこで夫を平手打ちにしてもよかったはずなのに。 …続きを読む
    松本直哉
    2023年10月15日
    26人がナイス!しています

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