青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年07月28日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
464
ISBN:
9784041121603

青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

  • 著者 宮部 みゆき
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年07月28日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
464
ISBN:
9784041121603

おちか、ついに母となる。宮部みゆきのライフワーク、待望の第九弾!

行く当てのない女達のため土から生まれた不動明王。悲劇に見舞われた少女の執念が生んだ家族を守る人形。描きたいものを自在に描ける不思議な筆。そして、人ならざる者たちの里で育った者が語る物語。
恐ろしくも暖かい百物語に心を動かされ、富次郎は決意を固める──。
行く当てのない女達のため土から生まれた不動明王。悲劇に見舞われた少女の執念が生んだ家族を守る人形。描きたいものを自在に描ける不思議な筆。そして、人ならざる者たちの里で育った者が語る物語。
恐ろしくも暖かい百物語に心を動かされ、富次郎は決意を固める──。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「青瓜不動 三島屋変調百物語九之続」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 宮部 みゆきは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。三島屋変調百物語シリーズも読み続けて9作目となりました。本巻は、おちかの愛娘 小梅誕生の巻でした。今回は中編3話+短編1話、百話までは、まだまだ遠い 宮部 みゆきは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。三島屋変調百物語シリーズも読み続けて9作目となりました。本巻は、おちかの愛娘 小梅誕生の巻でした。今回は中編3話+短編1話、百話までは、まだまだ遠い道程です。オススメは、『だんだん人形』です。 https://www.kadokawa.co.jp/topics/10228/ …続きを読む
    starbro
    2023年08月17日
    414人がナイス!しています
  • 公明新聞2021年8月2日〜2022年7月30日連載のものに加筆修正し、2023年7月角川書店刊。シリーズ9作目。青瓜不動 、だんだん人形、自在の筆、針雨の里、の4つの連作ホラー。いずれも怖いところのある話ばかりだが、救 公明新聞2021年8月2日〜2022年7月30日連載のものに加筆修正し、2023年7月角川書店刊。シリーズ9作目。青瓜不動 、だんだん人形、自在の筆、針雨の里、の4つの連作ホラー。いずれも怖いところのある話ばかりだが、救いや、幻想的な部分もあり、面白い。だんだん人形には、話が語り伝えられたそのものの理由に救いが潜んでいるのが興味深い。 …続きを読む
    ひさか
    2023年09月26日
    286人がナイス!しています
  • 例によって4編。最初は掘り起こされた不動明王の話。次は怨念がこもった土人形の話。でもなぜ4回?。次は何でもスラスラ描ける筆の話。最初に持ってきたのは若い侍だというが。それが誰かどういう素性か判らない。最 例によって4編。最初は掘り起こされた不動明王の話。次は怨念がこもった土人形の話。でもなぜ4回?。次は何でもスラスラ描ける筆の話。最初に持ってきたのは若い侍だというが。それが誰かどういう素性か判らない。最後は「千と千尋の…」でハクにまとわりついた紙の鳥{式神)か、あるいは「火狩りの王」で神族が操る神人形みたいなものが集まって…云々という。いずれも祟り神か呪いかモノノケかほんとジブリの世界だったなぁ。「富次郎は決意を固めた」と思わせぶりだったが、その決意、元にもどるのかい。ということは、続きの話がまだあるな。 …続きを読む
    とろとろ
    2023年11月28日
    238人がナイス!しています

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