- 著者 あさの あつこ
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2022年03月26日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 264
- ISBN:
- 9784041121573
彼女が知らない隣人たち
- 著者 あさの あつこ
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2022年03月26日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 264
- ISBN:
- 9784041121573
それは「遠い火事」のようで、本当は「私の隣」で起きている
地方都市で暮らす三上咏子は、縫製工場でパートとして働きながら、高校生の翔琉と小学生の紗希、夫の丈史と平凡な毎日を送っていた。ある日の夕方、駅近くの商業施設から白い煙が上がるのを目撃。近くの塾に通う息子が気になり電話を掛けるが、「誰かが爆弾を仕掛けたテロだ」と興奮して語る様子に違和感を覚える。翌日、今度は市立図書館でも同様の事件が発生。いったいなぜこの町で、こんなことが? 咏子は今まで気にも留めなかった、周囲の異変に気がついていく……。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
一章 日々の風景
二章 守りたいもの
三章 水溜りに映る影
四章 季節の終わりに
五章 明日咲く花
六章 わたしの物語
エピローグ
二章 守りたいもの
三章 水溜りに映る影
四章 季節の終わりに
五章 明日咲く花
六章 わたしの物語
エピローグ
「彼女が知らない隣人たち」感想・レビュー
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『あなた、帰ってきて。いいえ、つれもどす。わたしが連れ戻す。』夫は帰ってくるのか?帰って来ても息子の信頼を取り戻せるか?【家族】だからは免罪符にはならないと思う。が、『憎んでも、怨んでも傷つくのは自分 …続きを読む2022年05月01日185人がナイス!しています
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パートの主人公咏子がよく買い物をする駅前ビルや図書館で相次いで爆弾事件が。テロか?パート先の外国人研修生は怯え、咏子はその理由に気づかない。外国人に対するヘイト、私の母もそうだった 。有色人種や日本以 …続きを読む2022年08月16日137人がナイス!しています
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心の中の葛藤はいくら抑えても行動にでる。ヘイトの心、悲しむのはよいが憎んではいけないという言葉が印象的。息子が物事わ冷静に判断できて素晴らしい。この家族に幸あれ。2023年03月08日115人がナイス!しています