- 著者 佐々木 譲
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2022年11月02日
- 判型:
- 四六変形判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 368
- ISBN:
- 9784041120651
闇の聖域
- 著者 佐々木 譲
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2022年11月02日
- 判型:
- 四六変形判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 368
- ISBN:
- 9784041120651
満洲に渡った警察官は猟奇殺人を追い、運命に抗う画家は最後の恋に生きる。
警視庁を退職して満洲・大連警察署特務巡査となった河村修平は、初勤務早々、殺人事件の捜査に携わる。被害者男性の首には頸動脈を狙ったような傷があり、修平は東京で起こった殺人事件との類似に気づく。一方、新進画家の中村小夜は街で偶然出会った青年ルカへの想いを深めてゆくが、彼には一族にまつわる秘密があった。やがて小夜は警察が事件の容疑者としてルカを追っていることを知る。
ただならぬ予感に満ちた圧巻のサスペンス×ロマンス長篇。
ただならぬ予感に満ちた圧巻のサスペンス×ロマンス長篇。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「闇の聖域」感想・レビュー
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佐々木 譲は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、戦前のスパイ映画の様なラブミステリ・ヴァンパイアファンタジーでした。続編もありそうなエンディングです。著者が現代モノのミステリを書かないの …続きを読む2022年11月19日189人がナイス!しています
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最近、満洲国が舞台のミステリが相次いでいる。骨太な警察小説の名手も挑戦かと思ったが、どうも様子がおかしい。一応は警視庁刑事から大連警察へ転職した河村が主役だが、主軸となる関東軍絡みの連続殺人事件に迫力 …続きを読む2023年01月22日134人がナイス!しています
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最近の佐々木さんの作品の傾向に似た一冊だった。時代は日中戦争開戦直前の満州、大連。まず警視庁から大連警察署に赴任した河村修平という刑事が登場する。赴任早々、大連駅の操車場付近で殺人事件が発生、修平は高 …続きを読む2022年11月16日95人がナイス!しています