- 著者 小野寺 史宜
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2022年08月26日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 224
- ISBN:
- 9784041119983
レジデンス
- 著者 小野寺 史宜
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2022年08月26日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 224
- ISBN:
- 9784041119983
湾岸に住む4人の主人公たちの交錯するある夏の3日間。
学校では成績優秀な反面、夜な夜なひったくりを行っている中学生・望。望の小学生の時の同級生で夜は自転車泥棒に暴行を働いている弓矢とその異母兄・充也。就職活動前に事故にあったことで就職できなくなってしまったフリーターの根岸。
ある晩根岸が充也の元彼女を刺殺、時同じくして弓矢は暴行した自転車泥棒から反撃にあう。
弓矢の暴行シーンに居合わせた充也と望はどんな行動に出るのか…。
湾岸に立つマンション「湊」を舞台に錯綜する"衝動"と"本性"を辛辣な視線で描いた群像劇。
ある晩根岸が充也の元彼女を刺殺、時同じくして弓矢は暴行した自転車泥棒から反撃にあう。
弓矢の暴行シーンに居合わせた充也と望はどんな行動に出るのか…。
湾岸に立つマンション「湊」を舞台に錯綜する"衝動"と"本性"を辛辣な視線で描いた群像劇。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「レジデンス」感想・レビュー
-
小野寺 史宜、5作目です。著者の新境地かと思いきや、若かりし頃16年前の荒削りな作品、共同住宅(決してレジデンスではない(笑))を舞台にした青春群像劇でした。 https://www.kadokawa.co.jp/product/32210700044 …続きを読む2022年10月31日296人がナイス!しています
-
いつもの小野寺さんではない。と思うのは私の勝手な思い込み。例えば既読の『夜の側に立つ』だってざわりとした読後感だった。今作はその上をいくざらつきと、人の心に棲む邪悪な空気が私を取り込む感じなのだ。小野 …続きを読む2022年09月21日205人がナイス!しています
-
小野寺さんはこんな話も書くのだ、というのが読み終わっての第一印象。湾岸に立つマンション「湊レジデンス」を舞台に、4人の主要な登場人物を中心に進行していく青春群像劇。主要な4人は深夜のひったくりをやめら …続きを読む2022年09月06日167人がナイス!しています