とわの文様

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年03月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784041119907
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とわの文様

  • 著者 永井 紗耶子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年03月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784041119907

呉服屋の箱入り娘が、着物の力でよろず解決 兄妹が織りなすお江戸人情劇

江戸は西河岸町の呉服屋・常葉屋は、「ここにしかない品がある」と着物に五月蠅い江戸っ子たちにも評判のお店。
箱入り娘のとわは、失踪した母の代わりに店を盛り立てようと日々奮闘している。
芝居を愛する兄で若旦那の利一は、面倒事を背負い込む名人。
犬猫を拾う気軽さで、ヤクザ者に追われる女性を連れて帰ってくるが、それにより大騒動が巻き起こり……。
江戸は西河岸町の呉服屋・常葉屋は、「ここにしかない品がある」と着物に五月蠅い江戸っ子たちにも評判のお店。
箱入り娘のとわは、失踪した母の代わりに店を盛り立てようと日々奮闘している。
芝居を愛する兄で若旦那の利一は、面倒事を背負い込む名人。
犬猫を拾う気軽さで、ヤクザ者に追われる女性を連れて帰ってくるが、それにより大騒動が巻き起こり……。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ



麻の葉の文様
蜘蛛の文様
更紗の文様

終話

「とわの文様」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 面白い。呉服屋・常葉屋の利一と十和の兄妹(血の繋がりはない)が活き活きと描かれているのがまずもって好い。肝心の物語は謎が一杯・・十和の出生に、母・律の行方。幼馴染みの同心・勇三郎に頼りになる佐助・・人 面白い。呉服屋・常葉屋の利一と十和の兄妹(血の繋がりはない)が活き活きと描かれているのがまずもって好い。肝心の物語は謎が一杯・・十和の出生に、母・律の行方。幼馴染みの同心・勇三郎に頼りになる佐助・・人情絡んで続きが読みたくて仕方がない。『木挽町のあだ討ち』の永井さん、このシリーズは追いかけるに決まってる。 …続きを読む
    いつでも母さん
    2023年12月23日
    154人がナイス!しています
  • 永井さん、今回は着物の文様を背景に江戸の呉服屋を舞台に何かと悩みを持つ人々に手を差し伸べる兄妹を描く物語。ある日突然行方をくらました母を想いながら店を繁盛させる娘の十和。芝居が大好きで商売そっちのけで 永井さん、今回は着物の文様を背景に江戸の呉服屋を舞台に何かと悩みを持つ人々に手を差し伸べる兄妹を描く物語。ある日突然行方をくらました母を想いながら店を繁盛させる娘の十和。芝居が大好きで商売そっちのけで自由を愛する兄の利一。この利一が困ってる人を見るとほおっておけない性格。つい手を差し伸べるものだから相談事は後を絶たない。芝居好きな兄が通う小屋も木挽町とあってどこか嬉しくなる。永井さんの巧さが光る文中のセリフ、着物に関する蘊蓄、ジワリとさせる人情劇。十和の出生、母の行方、解かれていない謎は続編なのか? …続きを読む
    タイ子
    2023年04月27日
    93人がナイス!しています
  • たぶんシリーズ1作目。着道楽のあいだで評判の高い呉服屋「常葉屋」の看板娘・十和には出生の謎がある。兄・利一は芝居を愛する一見遊び人だが、よく考えると商売上手な若旦那。二人の母・律は生死不明の行方知れず たぶんシリーズ1作目。着道楽のあいだで評判の高い呉服屋「常葉屋」の看板娘・十和には出生の謎がある。兄・利一は芝居を愛する一見遊び人だが、よく考えると商売上手な若旦那。二人の母・律は生死不明の行方知れず。文様と事件?を結び付けながらの3話構成。文様がもう少し話の筋に関わってると嬉しいかも。 …続きを読む
    真理そら
    2023年03月23日
    62人がナイス!しています

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