- 著者 今村 夏子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2022年01月21日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784041118962
父と私の桜尾通り商店街
- 著者 今村 夏子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2022年01月21日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784041118962
違和感を抱えて生きるすべての人へ。不器用な「私たち」の物語。
店を畳む決意をしたパン屋の父と私。引退後の計画も立てていたのに、最後の営業が予想外の評判を呼んでしまい――。日常から外れていく不穏とユーモア。今村ワールド全開の作品集!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「父と私の桜尾通り商店街」感想・レビュー
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7篇からなる短篇集。今村さんの著書は『とんこつQ&A』に続いての2冊目ですが「これが彼女の作風なんですね」と断定して良さそうな。狂気の短篇集だっただよ。一見普通の人々の様に見えるのですけど、微妙に歯車が巧 …続きを読む2023年02月21日270人がナイス!しています
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一見普通の人たちのありふれた日常のエピソードが、ちょっとずつズレや違和感を増しながらだんだん狂気じみていく感じがたまらない。こういうの大好き。クセになります。2022年11月15日128人がナイス!しています
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商店街の端にある父と私のパン屋は、母の不祥事が元で組合から抜け、開店休業状態だ。閉店を決めた矢先に現れた、新しいパン屋の女主人。彼女が来てから優しい奇跡が起きる。商店街に出口も入り口もない。和やかな人 …続きを読む2022年02月03日122人がナイス!しています