- 著者 あさの あつこ
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2022年01月21日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 336
- ISBN:
- 9784041118948
烈風ただなか
- 著者 あさの あつこ
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2022年01月21日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 336
- ISBN:
- 9784041118948
己が斬るのは公儀か藩か、それとも父か? 熱い「青春時代小説」!
江戸時代中期、十五万石を超える富裕な石久藩。鳥羽新吾は上士の息子でありながら、藩校から郷校「薫風館」に転学、自由な気風を謳歌していた。その「薫風館」で陰謀が起きる。かつての学友たちが斬殺され、その真相を知った学友だった瀬島が自害。中老である彼の父も罷職となった。真実を知るはずの新吾の父は、事件後何事もなかったかのように妾宅に住み、そして二年が過ぎようとしていた。新吾は元服を迎え、親友の栄太は江戸へ遊学し同じく同輩の弘太郎には嫁取りの話が来ている。ゆっくりと時が進んでいたある日、弘太郎の近所で太刀傷の死体を見たと証言した隠居の老人が事故死する。直後、弘太郎から紹介された許嫁・八千代が新吾の姓「鳥羽」に奇妙な反応を見せ、江戸の栄太には突然の帰郷命令が出て……。闇に埋もれたかつての陰謀から、再び不穏な気配がわき起こる。熱い「青春時代小説」! (解説:藤田香織)
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
序
一 年月
二 雷雲
三 風紋
四 風を受ける
五 逆風の中を
六 風雲
七 遥かに遠く
八 日に映えて
九 色なき風に
十 一葉の覚悟
解説 藤田香織
一 年月
二 雷雲
三 風紋
四 風を受ける
五 逆風の中を
六 風雲
七 遥かに遠く
八 日に映えて
九 色なき風に
十 一葉の覚悟
解説 藤田香織
「烈風ただなか」感想・レビュー
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3人の掛け合いがないのが少し寂しく思った。父の受けている使命を明かされ新吾が父親のことを少しでも理解出来たのはよかった。このまま3人の絆が続くことを願う。2023年12月25日15人がナイス!しています
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「けれど、非力は無力でないことも学んだ。非力でも集まれば、守りたいものを守れるのだと知った」…(47頁)2022年05月13日13人がナイス!しています
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親子でありながら自分の父親の本当の姿を探ろうとする新吾 兄の死の訳が複雑に絡んでいく 元服のころを迎える若者を軸にする話があさのあつこさんはお得意なんですね 飛雲のごとくのシリーズとチョットダブってしま …続きを読む2024年03月01日11人がナイス!しています