- 著者 馳 星周
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年12月21日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 464
- ISBN:
- 9784041118771
ゴールデン街コーリング
- 著者 馳 星周
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年12月21日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 464
- ISBN:
- 9784041118771
「ぼくはゴールデン街が好きで、嫌いだ」
「日本冒険小説協会公認酒場」と銘打ったバー〈マーロウ〉のアルバイト坂本は、本好きが集まるこの店でカウンターに立つ日々を送っていた。北海道の田舎から出てきた坂本にとって、古本屋街を歩き、マーロウで文芸談義できる毎日は充実感をもたらした。一方で、酒に酔った店主・斉藤顕の横暴な言動と酔客の自分勝手な振る舞いには我慢ならない想いも抱えていた。そんなある日、ゴールデン街で放火未遂事件が起こる。親しくしている店の常連「ナベさん」は放火取り締まりのため見回りを始めるが、その矢先、何者かに殺されてしまう。坂本は犯人捜しに立ち上がるが――。ゴールデン街がもっともゴールデン街らしかった時代の、ひりひりする空気を切り取った珠玉の長編!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「ゴールデン街コーリング」感想・レビュー
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80年代の空気が流れています。酒と煙草の匂いが蔓延しているように感じました。日々充実しているようで悩みもある。酒で忘れようと酔い潰れる姿が少し見苦しかったです。昭和ならではの時代の象徴が酒と煙草だったの …続きを読む2023年01月07日57人がナイス!しています
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馳星周版「アオイホノオ」と名高い今作。20世紀の冒険小説ファンとしては、煌びやかな世界を覗きみたような気にもなります。まあ、ゴールデン街ってあそこやけど。。。若さと結びついた生の感情が感じられて、主人公 …続きを読む2023年09月18日52人がナイス!しています
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著者の自伝的青春小説。「不夜城」以来20年振りの馳星周。エグい話は好きでは無いのでずっと敬遠してきましたが、本作は違う様なので当時の冒険小説界隈の雰囲気を知りたくて読んで見ました。著者のインタビューによ …続きを読む2023年04月02日36人がナイス!しています