さえづちの眼

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年03月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784041117361
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さえづちの眼

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年03月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784041117361

琴子が挑む”さえづち”の祟りとは――比嘉姉妹シリーズ初の中篇集!

長編『ばくうどの悪夢』も絶好調! 書き下ろし中篇「さえづちの眼」を含む3篇が収録された、比嘉姉妹シリーズ初の中篇集。

◆あの日の光は今も
1981年に大阪府東区巴杵町で2人の少年がUFOを目撃した、巴杵池(はぎねいけ)事件。
母とともに小さな旅館を営む昌輝は、かつてUFOを目撃した少年のうちの一人だった。
事件も遠い記憶になり始めたころ、湯水と名乗るライターが事件の記事を書きたいと旅館を訪ねてくる。
昌輝は湯水と宿泊客であるゆかりに向けて、あの日何が起こったかを語り始めるが――。

◆母と
真琴のもとに助けを求めにやってきた杏という少女。
彼女が暮らす民間の更生施設・鎌田ハウスに「ナニカ」が入り込み、乗っ取られ、結果的に住人たちがおかしくなってしまったらしい。
杏を救うために真琴と野崎は、埼玉県にある鎌田ハウスへと向かう。

◆さえづちの眼
郊外にある名家・架守家で起こった一人娘の失踪事件。
「神隠し」から数十年後、架守の家では不幸な出来事が続いていた。
何かの呪いではないかと疑った当主は、霊能者の比嘉琴子に助けを求めるが――。
長編『ばくうどの悪夢』も絶好調! 書き下ろし中篇「さえづちの眼」を含む3篇が収録された、比嘉姉妹シリーズ初の中篇集。

◆あの日の光は今も
1981年に大阪府東区巴杵町で2人の少年がUFOを目撃した、巴杵池(はぎねいけ)事件。
母とともに小さな旅館を営む昌輝は、かつてUFOを目撃した少年のうちの一人だった。
事件も遠い記憶になり始めたころ、湯水と名乗るライターが事件の記事を書きたいと旅館を訪ねてくる。
昌輝は湯水と宿泊客であるゆかりに向けて、あの日何が起こったかを語り始めるが――。

◆母と
真琴のもとに助けを求めにやってきた杏という少女。
彼女が暮らす民間の更生施設・鎌田ハウスに「ナニカ」が入り込み、乗っ取られ、結果的に住人たちがおかしくなってしまったらしい。
杏を救うために真琴と野崎は、埼玉県にある鎌田ハウスへと向かう。

◆さえづちの眼
郊外にある名家・架守家で起こった一人娘の失踪事件。
「神隠し」から数十年後、架守の家では不幸な出来事が続いていた。
何かの呪いではないかと疑った当主は、霊能者の比嘉琴子に助けを求めるが――。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

あの日の光は今も
母と
さえづちの眼

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「さえづちの眼」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 澤村伊智の書き下ろし3編からなるホラー小説の中編集。ゾワゾワと怪しく、不気味に蠢く『何か』を、オカルト的な世界観の中で描いている。そして、その怖さの中にも、人としてのエゴや傲慢さを重ね合わせることで、 澤村伊智の書き下ろし3編からなるホラー小説の中編集。ゾワゾワと怪しく、不気味に蠢く『何か』を、オカルト的な世界観の中で描いている。そして、その怖さの中にも、人としてのエゴや傲慢さを重ね合わせることで、醜い人間心理に迫る、日本ホラーらしさを醸し出している。また、中編小説ながらも、展開は終盤に来て、二転三転と捻りを加え、意外な方向性の中で、恐怖を突き付けてくる。落とし所は、あり得ない『何か』となって、一気にホラー色を濃くし、背筋を凍凍らせる。標題の『えづちの眼』では、シリーズものの霊媒師・比嘉琴子も登場する。 …続きを読む
    bunmei
    2023年08月16日
    201人がナイス!しています
  • 比嘉姉妹シリーズの中編が3本…とある施設で起こる怪現象に真琴&野崎が挑む『母と』、湯水&ゆかりがUFO絡み?の事件に関わる『あの日の光は今も』、邪神?に呪われた家に琴子が招かれる表題作…主人公は当事者で、 比嘉姉妹シリーズの中編が3本…とある施設で起こる怪現象に真琴&野崎が挑む『母と』、湯水&ゆかりがUFO絡み?の事件に関わる『あの日の光は今も』、邪神?に呪われた家に琴子が招かれる表題作…主人公は当事者で、彼らを救う役割でレギュラー陣が登場する。各話ともミステリ色が濃くて、最後に驚きが用意されていた。ホラーテイストは弱めながら効果的に散りばめられゾクゾク感はそれなりにあった。不穏な幕引きで黒い余韻を残しているのも著者らしい。初期作より怖さは薄れたが、パワーダウンではなくシフトチェンジした感じで、次作も期待♬ …続きを読む
    しんたろー
    2023年05月07日
    182人がナイス!しています
  • 中編3編。いずれも母と子に関連した内容だった。 「母と」に真琴、「さえづちの眼」に琴子が登場。「あの日の光は今も」は湯水が登場。辻村ゆかり、何者?と思ったら、ずうのめスピンオフだったのか。ここを読むまで 中編3編。いずれも母と子に関連した内容だった。 「母と」に真琴、「さえづちの眼」に琴子が登場。「あの日の光は今も」は湯水が登場。辻村ゆかり、何者?と思ったら、ずうのめスピンオフだったのか。ここを読むまで気付かなかった。(もう一度ずうのめ読まなきゃ) 「さえづちの眼」、母を恨む気持ちは分からんでもないが、ほぼ事故じゃん。 不気味な怖さは控えめだったが、どれも面白かった。 …続きを読む
    mihya
    2023年07月06日
    170人がナイス!しています

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