小説の小説

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2022年09月02日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
240
ISBN:
9784041117354

小説の小説

  • 著者 似鳥 鶏
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2022年09月02日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
240
ISBN:
9784041117354

注意:この作品を読むとき、「常識」は捨ててください。

本格ミステリ界にその名を轟かせる似鳥鶏の新境地は、“メタ・フィクション”!

私たちの知る「小説」は、様々な「決まりごと」の上に成り立っている。
無意識下の常識を逆手に取った、ルール無用の超次元小説!

▼各話紹介▼
「立体的な藪」……いつものように殺人に出くわしてしまった名探偵。華麗な活躍で事件が解決したはずだったそのとき、思わぬ“伏兵”が推理を始め――!?

「文化が違う」……異世界転生し、チート能力で無双する。誰もが夢見るシチュエーションで、最大の敵は、言葉の“イメージ”だった!!

「無小説」……「小説」とは何か、「書く」とは何か。創作の限界に挑む、禁断の×××小説!

「曰本最後の小説」……新法が成立し、検閲が合法化された「曰本」。表現の自由が脅かされる中、小説家の渦良は、あらゆる手を尽くして作品を書き続ける。

※紙書籍版カバー裏には、特別書き下ろし短篇「かみつき小説」を収録。
※電子書籍版巻末には、特別書き下ろし短篇「夫の日記帳」を収録。
本格ミステリ界にその名を轟かせる似鳥鶏の新境地は、“メタ・フィクション”!

私たちの知る「小説」は、様々な「決まりごと」の上に成り立っている。
無意識下の常識を逆手に取った、ルール無用の超次元小説!

▼各話紹介▼
「立体的な藪」……いつものように殺人に出くわしてしまった名探偵。華麗な活躍で事件が解決したはずだったそのとき、思わぬ“伏兵”が推理を始め――!?

「文化が違う」……異世界転生し、チート能力で無双する。誰もが夢見るシチュエーションで、最大の敵は、言葉の“イメージ”だった!!

「無小説」……「小説」とは何か、「書く」とは何か。創作の限界に挑む、禁断の×××小説!

「曰本最後の小説」……新法が成立し、検閲が合法化された「曰本」。表現の自由が脅かされる中、小説家の渦良は、あらゆる手を尽くして作品を書き続ける。

※紙書籍版カバー裏には、特別書き下ろし短篇「かみつき小説」を収録。
※電子書籍版巻末には、特別書き下ろし短篇「夫の日記帳」を収録。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

まえがき
「立体的な藪」
「文化が違う」
「無小説」
「曰本最後の小説」
あとがき

「小説の小説」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 似鳥 鶏、三作目です。著者がかなり楽しんで書いている、遊び心お腹一杯アイロニーたっぷりの実験的超次元小説短編集、オススメは『日本最後の小説』です。特別書き下ろし短篇「かみつき小説」のオマケつきでした。 似鳥 鶏、三作目です。著者がかなり楽しんで書いている、遊び心お腹一杯アイロニーたっぷりの実験的超次元小説短編集、オススメは『日本最後の小説』です。特別書き下ろし短篇「かみつき小説」のオマケつきでした。 https://www.kadokawa.co.jp/product/322104000679/ …続きを読む
    starbro
    2023年01月20日
    199人がナイス!しています
  • ★★★★☆ とにかく全部バカすぎて、終始笑わされた。収録4作ともウィットに富んでて読み応えあるけど、2作目「文化が違う」が特に最高。登場人物の命名って、その印象を作家と読者で一致させるための大事な作業だよ ★★★★☆ とにかく全部バカすぎて、終始笑わされた。収録4作ともウィットに富んでて読み応えあるけど、2作目「文化が違う」が特に最高。登場人物の命名って、その印象を作家と読者で一致させるための大事な作業だよね。 …続きを読む
    やっさん
    2023年05月28日
    137人がナイス!しています
  • 小説の殻を破ってみました、という実験的な4作。中では単語に伴うイメージのギャップを追求した『文化が違う』が一番面白く読めたかな。性質上、笑いに寄りがちだしね。むしろ展開的には普通のファンタジー小説も名 小説の殻を破ってみました、という実験的な4作。中では単語に伴うイメージのギャップを追求した『文化が違う』が一番面白く読めたかな。性質上、笑いに寄りがちだしね。むしろ展開的には普通のファンタジー小説も名前の付け方ひとつでギャグになるんだな、と感心した。可憐なヒロインの名前は「マッスルゴリラ=ウンコナゲル」だ。この世界ではキラキラネームだそうだ(笑) 伝説の剣は「ポッキー」だし、悪の大魔王は「シンソツクン」。似鳥ワールド展開だ。最終作の『日本最後の小説』は検閲をくぐるための表現・表記の模索。背景が怖すぎる。 …続きを読む
    NADIA
    2023年04月12日
    74人がナイス!しています

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