闇祓

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2021年10月29日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
416
ISBN:
9784041117316

闇祓

  • 著者 辻村 深月
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2021年10月29日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
416
ISBN:
9784041117316

あいつらが来ると、人が死ぬ。 辻村深月、初の本格ホラーミステリ長編!

「うちのクラスの転校生は何かがおかしい――」
クラスになじめない転校生・要に、親切に接する委員長・澪。
しかし、そんな彼女に要は不審な態度で迫る。
唐突に「今日、家に行っていい?」と尋ねたり、家の周りに出没したり……。
ヤバい行動を繰り返す要に恐怖を覚えた澪は憧れの先輩・神原に助けを求めるが――。
身近にある名前を持たない悪意が増殖し、迫ってくる。一気読みエンタテインメント!
「うちのクラスの転校生は何かがおかしい――」
クラスになじめない転校生・要に、親切に接する委員長・澪。
しかし、そんな彼女に要は不審な態度で迫る。
唐突に「今日、家に行っていい?」と尋ねたり、家の周りに出没したり……。
ヤバい行動を繰り返す要に恐怖を覚えた澪は憧れの先輩・神原に助けを求めるが――。
身近にある名前を持たない悪意が増殖し、迫ってくる。一気読みエンタテインメント!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一章 転校生
第二章 隣人
第三章 同僚
第四章 班長
最終章 家族
エピローグ

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「闇祓」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 辻村 深月は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 ホラー好きの著者が満を持して発表した初の本格ホラー、とても怖く堪能しました。「闇祓」というよりも、ダーク・モラハラ・ホラーと言った感じです。神原一 辻村 深月は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 ホラー好きの著者が満を持して発表した初の本格ホラー、とても怖く堪能しました。「闇祓」というよりも、ダーク・モラハラ・ホラーと言った感じです。神原一家、恐るべし、続編もあるでしょうか? https://kadobun.jp/special/yami-hara/ …続きを読む
    starbro
    2021年11月15日
    925人がナイス!しています
  • 学校や団地、会社や家族などで普通に暮らす人の内面に棲む闇が残酷な素顔をさらす物語かと思いきや、神原家という形をとった恐怖がじわじわと侵してくる。悪意が人を操って次々と仲間を補充し、僅かな不協和音をきっ 学校や団地、会社や家族などで普通に暮らす人の内面に棲む闇が残酷な素顔をさらす物語かと思いきや、神原家という形をとった恐怖がじわじわと侵してくる。悪意が人を操って次々と仲間を補充し、僅かな不協和音をきっかけに犠牲者を増やし続ける有様は血や内臓をぶちまけるよりも恐ろしい。そんな闇ハラを振りまく家族が、どこにでもいる平凡さなのだから。彼らを祓う役目を負った少年との戦いは、否応なく新型コロナウイルスとワクチン接種のいたちごっこを連想する。偶然と自然とを問わず、人は常に外から侵略され続けているのだと警告するようだ。 …続きを読む
    パトラッシュ
    2021年12月01日
    875人がナイス!しています
  • 一見、それぞれのストーリーに関連性は無さそうであるのにもかかわらず、章立てで話が進んで行く事に、落ち着かない違和感を感じる。章を追うごとに全体像が見え始め、面白くなってきたと思ったら。ファン。?ファン 一見、それぞれのストーリーに関連性は無さそうであるのにもかかわらず、章立てで話が進んで行く事に、落ち着かない違和感を感じる。章を追うごとに全体像が見え始め、面白くなってきたと思ったら。ファン。?ファン。ファン。何これ?はぁ、仔犬の鳴き声って。駄目だ、一気にさめてしまい、以降は犬が鳴く度にイライラし、長いな。早く終わらんかな。ってばかり思いながら読んでいた。終盤の説明の延々とくどい事くどい事。そして一番アカンかったのはエピローグ。ただただくどい。本当にくどい。エピローグはカットして欲しかったと思います。 …続きを読む
    青乃108号
    2022年07月22日
    804人がナイス!しています

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著者紹介

写真:辻村 深月(つじむら みづき)

辻村 深月(つじむら みづき)

1980年山梨県生まれ。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞、18年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞を受賞。『ふちなしのかがみ』『きのうの影踏み』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『本日は大安なり』『オーダーメイド殺人クラブ』『嚙みあわない会話と、ある過去について』『傲慢と善良』『琥珀の夏』など著書多数。

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