小説家と夜の境界

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年06月22日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
288
ISBN:
9784041116548

小説家と夜の境界

  • 著者 山白 朝子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年06月22日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
288
ISBN:
9784041116548

幸福な作家など存在しない――山白朝子による業界密告小説。

私の職業は小説家である。ベストセラーとは無縁だが、一応、生活はできている。そして出版業界に長年関わっていると、様々な小説家に出会う。そして彼らは、奇人変人であることが多く、またトラブルに巻き込まれる者も多い。そして私は幸福な作家というものにも出会ったことがない──。
そんな「私」が告発する、世にも不思議な小説家の世界。
私の職業は小説家である。ベストセラーとは無縁だが、一応、生活はできている。そして出版業界に長年関わっていると、様々な小説家に出会う。そして彼らは、奇人変人であることが多く、またトラブルに巻き込まれる者も多い。そして私は幸福な作家というものにも出会ったことがない──。
そんな「私」が告発する、世にも不思議な小説家の世界。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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【2023年07月26日】全7編それぞれで、異能の小説家たちが顔を出す『小説家と夜の境界』山白朝子インタビュー【お化け友の会通信 from 怪と幽】


【2023年07月19日~】切なさの名手が描く、小説家の奇妙な生態。  山白朝子『小説家と夜の境界』試し読み

「小説家と夜の境界」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 『小説家は小説よりも奇なり』そう帯にある。山白朝子が明かす、7つの密告ーふふ、どれも面白く読んだ。色んな怖い小説家の中で、印象に残ったのは・・『小説家、逃げた』もう決して逃げずに済みますように。『ある 『小説家は小説よりも奇なり』そう帯にある。山白朝子が明かす、7つの密告ーふふ、どれも面白く読んだ。色んな怖い小説家の中で、印象に残ったのは・・『小説家、逃げた』もう決して逃げずに済みますように。『ある編集者の偏執的な恋』これは女が強かで恐すぎる。そして一番好みだったのが『精神感応小説家』良いラストで締めた感じ。装画も面白くて好い。 …続きを読む
    いつでも母さん
    2023年07月24日
    163人がナイス!しています
  • 作家の作家による作家のため(になっているかはどうだろう)の「世にも奇妙な物語」どれも構成の妙、予想外の結末、読まされ、驚かされる。特に最終話の『精神感応小説家』はすっきりと気持ちの良い読後感で好き。ただ 作家の作家による作家のため(になっているかはどうだろう)の「世にも奇妙な物語」どれも構成の妙、予想外の結末、読まされ、驚かされる。特に最終話の『精神感応小説家』はすっきりと気持ちの良い読後感で好き。ただ…私が求める山白朝子さんとは路線が変わってきてしまったのかなあ…ちょっと残念。 …続きを読む
    みっちゃん
    2023年07月27日
    141人がナイス!しています
  • 山白さんらしさ全開で期待を裏切らない短編集でした。山白さんなのか乙一さんなのかはさておき、スタンダードなヒヤッとする話をしっかりと書いてくれていて、タイトルどおり、あらゆる小説家のちょっと不思議な出来 山白さんらしさ全開で期待を裏切らない短編集でした。山白さんなのか乙一さんなのかはさておき、スタンダードなヒヤッとする話をしっかりと書いてくれていて、タイトルどおり、あらゆる小説家のちょっと不思議な出来事を綴っています。相変わらず彼の才能のスゴさには圧倒されますし、本当にどうしたらこういう話が書けるのだろうとただただ驚愕です。昔ほどのインパクトは薄れた感は否めませんが、やっぱりさすが山白さんという一冊でした。個人的にはラストの話が温まってステキだなと。ある編集者の話はタイトルどおり偏執的でヒンヤリしました。 …続きを読む
    おしゃべりメガネ
    2023年07月30日
    120人がナイス!しています

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