平安ガールフレンズ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2021年12月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784041116395
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平安ガールフレンズ

  • 著者 酒井 順子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2021年12月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784041116395

ジットリ紫式部先輩にも、 パリピな清少納言姉さんにも、共感の嵐!

「人が眉毛を抜くときの顔ってなんともいえないよね」と日常を切り取る天才だった清少納言は、歌道の家に生まれ、「私はあえて歌なんか詠まない」と宣言し、随筆で結果を残したロックな女だった――。
 『枕草子』の清少納言、『紫式部日記』の紫式部、『和泉式部日記』の和泉式部、『蜻蛉日記』の藤原道綱母、『更級日記』の菅原孝標女。今から1000年以上前に生きた女性たちは、一体どんな悩みを抱え、どのような恋愛をし、いかなる人生を送ったのだろう? 日記や随筆などの作品を読み解けば、彼女たちの性格が手にとるように見えてくる!

【誰とガールズトークしてみたい?】
「あるある」の元祖、女子に人気のリア充 清少納言
ねっとり濃厚な性質、内に秘めるタイプ 紫式部
負けず嫌いな“出家してやる詐欺”美女 藤原道綱母
平安の“中二病”夢みる物語オタク 菅原孝標女
モテと才能に恵まれるも、なぜか不幸体質 和泉式部
「人が眉毛を抜くときの顔ってなんともいえないよね」と日常を切り取る天才だった清少納言は、歌道の家に生まれ、「私はあえて歌なんか詠まない」と宣言し、随筆で結果を残したロックな女だった――。
 『枕草子』の清少納言、『紫式部日記』の紫式部、『和泉式部日記』の和泉式部、『蜻蛉日記』の藤原道綱母、『更級日記』の菅原孝標女。今から1000年以上前に生きた女性たちは、一体どんな悩みを抱え、どのような恋愛をし、いかなる人生を送ったのだろう? 日記や随筆などの作品を読み解けば、彼女たちの性格が手にとるように見えてくる!

【誰とガールズトークしてみたい?】
「あるある」の元祖、女子に人気のリア充 清少納言
ねっとり濃厚な性質、内に秘めるタイプ 紫式部
負けず嫌いな“出家してやる詐欺”美女 藤原道綱母
平安の“中二病”夢みる物語オタク 菅原孝標女
モテと才能に恵まれるも、なぜか不幸体質 和泉式部

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一章 清少納言
第二章 紫式部
第三章 藤原道綱母
第四章 菅原孝標女
第五章 和泉式部
あとがき ※文庫版書下ろし
対談 栗木京子+酒井順子

「平安ガールフレンズ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 〇「あるあるの元祖」清少納言。父は御饌和歌衆選者、歌詠みの子孫で名手ながら「もう、歌は詠みません」と宣言、中宮定子の女房として「枕草子」を生む。「嫌いなものは嫌い」「男性への絶望と希望」〇「内に秘める 〇「あるあるの元祖」清少納言。父は御饌和歌衆選者、歌詠みの子孫で名手ながら「もう、歌は詠みません」と宣言、中宮定子の女房として「枕草子」を生む。「嫌いなものは嫌い」「男性への絶望と希望」〇「内に秘めるタイプ」紫式部。枕草子で亡き夫藤原宣孝を貶されて、「清少納言こそ、したり顔いみじう侍りける人」と応酬。承認欲求の満たし方として「源氏物語」執筆。他に、〇真傷嫌いの美女藤原道綱母〇物語オタク菅原孝標女〇恵まれた才能にもかかわらず幸薄い和泉式部。好みは分かれるが、平安の女性たちは魅力的。面白く読了した。 …続きを読む
    たっくん
    2024年02月09日
    74人がナイス!しています
  • 千年前の平安時代に書かれた日記・随筆をベースに、酒井先生が共感出来る部分を中心に、5人の女性作家の人柄や性格などを分析・紹介している一冊。自己承認欲求が強い清少納言、激しい思いを内に秘める紫式部、一夫 千年前の平安時代に書かれた日記・随筆をベースに、酒井先生が共感出来る部分を中心に、5人の女性作家の人柄や性格などを分析・紹介している一冊。自己承認欲求が強い清少納言、激しい思いを内に秘める紫式部、一夫多妻制が当たり前の時代に嫉妬心に苦しむ藤原道綱母、物語に夢を見て引きこもるオタク体質の菅原孝標女、自分の好奇心に抗うことが出来ず恋愛に生きる和泉式部など、女性ならではの鋭い指摘とユーモア溢れる文章に引き付けられて一気読み。(2024年3月18日からNHKFM21時15分「朗読の世界」で放送される原作) …続きを読む
    Sato19601027
    2024年03月17日
    71人がナイス!しています
  • 今年度の大河ドラマの予復習になった。本書は著者が紫式部や清少納言、菅原孝標女、藤原道綱母、和泉式部に対してかなり親しい間柄のような女性目線で書かれたエッセイなので、古典文学への苦手意識が払拭できない私 今年度の大河ドラマの予復習になった。本書は著者が紫式部や清少納言、菅原孝標女、藤原道綱母、和泉式部に対してかなり親しい間柄のような女性目線で書かれたエッセイなので、古典文学への苦手意識が払拭できない私には和歌がとても身近に感じるようになった。社会がどう変化しようとも女性の意識は今と変わらないんだなぁと思わせるところにぐっと心を持っていかれた。『光る君へ』は面白く鑑賞しているけど、予備知識が薄いために物語の進捗と同時に自分の理解が追い付かなくて苦労していたので、そういう意味でも本書は私にはとても役に立った。 …続きを読む
    どぶねずみ
    2024年05月25日
    44人がナイス!しています

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