- 著者 遠藤 周作
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年08月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 384
- ISBN:
- 9784041116371
怪奇小説集 蜘蛛
- 著者 遠藤 周作
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年08月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 384
- ISBN:
- 9784041116371
怖がりで有名だった著者が厳選した恐怖譚。幻の名作が新装版で登場!
深夜胸をしめつけられるような息苦しさに襲われたルーアンのホテル、真夜中の階段を登っていく何者かの足音が聞こえるリヨンの学生寮、三浦朱門とともにうなだれた人影を見てしまった熱海の旅館――3つの怪現象をつづる「三つの幽霊」。6月の雨の中、夜道を疾走するタクシーで、どこか違和感のある運転手が突然話し始めた奇妙な話とラストに震撼する「蜘蛛」、夫に殺される予知夢におびえる女性を襲う、ある恐ろしい出来事を描く「霧の中の声」など。「人一番怖がりだった」ことで有名な著者が贈る、世にも不思議な、背筋が凍り付く15話の恐怖譚。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「怪奇小説集 蜘蛛」感想・レビュー
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標題作について。情景がリアルにイメージ化できてしまう記述が素晴らしくもリアルに恐ろしいです。流石著者の筆力!って、ホラーも描かれていたのですね。2023年06月30日84人がナイス!しています
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「共犯者」の方を先に読んでしまったが、こちらの方が怪奇具合が強い印象。飽きさせない配列で短編が並ぶ。それは、遠藤周作自身の体験談から入る。リヨンの話は「共犯者」にもあったが、熱海の話はかなりゾクゾクで …続きを読む2021年11月04日44人がナイス!しています
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恐いと言ってもいろいろ。科学で説明つかないもの。危害を加える生き物。人の業の恐ろしさも。この本にはそのいろんな怖さがある。中にはだまされたーって笑っちゃう話もあって、まあ書いてるのが狐狸庵先生だもんね …続きを読む2021年11月18日42人がナイス!しています